作曲家の道具箱

著者 :
  • 一ツ橋書房
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891971212

作品紹介・あらすじ

超大曲『マタイ受難曲』への深い感動を語りつつ、生活者・人間バッハへの親愛を重ね、また、『フィガロの結婚』を分析して、モーツァルトが日常の貧苦を超え夢・喜びを表現した、その音楽が現代に生きつづける理由を解き、さらに、宮沢賢治の作品のおかしさの世界と自らの作曲の仕事を結ぶ通路を発見していく。林光が、50年におよぶ音楽創造の軌跡と作曲の手の内を開いて語る快著である。

著者プロフィール

1931年生まれ。1941年から尾高尚忠氏に作曲を学ぶ。東京芸術大学作曲科に入学。1953年同校を中退、間宮芳生・外山雄三氏とともに「山羊の会」を結成した。同年『交響曲ト調』により〈芸術祭賞〉を、1961年映画音楽「裸の島」(新藤兼人・監督)により〈第2回モスクワ国際映画祭作曲賞〉を、1995年「ヴィオラ協奏曲<悲歌>」により〈第44回尾高賞〉を、1998年にはオペラの作曲活動全般に対し〈第30回サントリー音楽賞〉を受賞した。その他受賞多数。2012年1月5日没。

「2024年 『ピアノ連弾のための 魔法の鈴 変奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林光の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×