お狐准教授の妖しい推理 (一二三文庫)

著者 :
制作 : 一二三書房 
  • 一二三書房
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本棚登録 : 26
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891996697

作品紹介・あらすじ

お狐様は准教授!
文系ポスドク女子が奔走する、民俗学をめぐるあやかしライトミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 大学の内情や民俗学の知識が散りばめられていて、面白く読めました。

  • おもしろかったけどなーなんか表紙惜しいかんじだなぁー続き読みたいなぁ

  • お狐様はどこまでもお狐様だったなと思った。
    人間寄りではなく、あくまで自分の目的のため。
    ポスドクで不安定な立場である彩乃に対してのデレ、人間に対してのデレが少ない。
    デレたのが幽霊の少女が相手というのがまた……(人柱の話は泣けたし、謎解き要素も面白く、それはよかったのだが)
    彼女を人間として成長させるための毒舌ならいいのだが、ただただ毒舌吐いているだけに思えたし、最終的に彼女はポスドクからは抜け出せたものの、一研究者として今回の経験を通して成長できたかと言われたら、少し首を傾げてしまう。
    彼の存在が彼女の成長に繋がっていないように感じた。
    ただただこき使われて可哀想だなと。

    ライバルの狐キャラも強いんだか弱いんだか。
    彼が絡んでも震えるほどの恐怖にはならないし、説得でどうにかなってしまうのも「ええ!?」という。
    折角のあやかしものなのに。

    謎解き要素そのものは面白かったのだが、お狐様周りがちょっと納得いかないこともあって、もう少し人間に寄りそってくれてもいいのになと思った。
    これも自分の立ち位置が人間寄りゆえの贔屓だろうか。

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