自分の同類を愛した男──英国モダニズム短篇集 (20世紀英国モダニズム小説集成))

制作 : 井伊 順彦 
  • 風濤社
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本棚登録 : 12
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892193774

作品紹介・あらすじ

純文学からミステリ作品まで第一次世界大戦前後のモダニズムの雰囲気を味わう短篇アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • 第一次世界大戦前後の英国モダニズムの雰囲気を味わう短篇アンソロジー。9作家15篇収録。
    まずモダニズムというのがよくわからなかったが、編者解説でなんとなく納得。フリーマンやセイヤーズなどミステリ黄金期の作家が文学史の枠組みの中で語られるのが面白かった。また、ウェルズはSFの人だと思っていたので「ミス・ウィンチェルシーの心」は意外だった。しかし、サキやヴァージニア・ウルフなどの良さはよくわからず。
    セイヤーズのモンタギュー・エッグというキャラは初めて知ったが、短編集にまとまってくれないものか。

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著者プロフィール

早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。編訳書に20世紀英国モダニズム小説集成『自分の同類を愛した男』、『世を騒がす噓つき男』(ともに風濤社)など。訳書にG・K・チェスタトン『知りすぎた男』、D・H・ロレンス『黙示録論』、コリン・ウィルソン『必須の疑念』(いずれも論創社)など多数。英国のトマス・ハーディ協会、ジョウゼフ・コンラッド協会、バーバラ・ピム協会の各会員。

「2021年 『ピーター卿の遺体検分記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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