- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892389726
感想・レビュー・書評
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少し早いがクリスマス絵本。
お友達を読んでクリスマスパーティーをしたいセレスティーヌ。
けれどアーネストおじさんの返事は「そんなお金ないよ」
これは結構切実な理由である。
しかしセレスティーヌは諦めない。
森でもみの木を切り、飾りは手作り。
プレゼントも衣装も手作り。
いつしかアーネストのほうがノリノリになって、すっかり笑顔。
サプライズまでしかけちゃう。
いとこのマックス。
手作りのパーティーをばかにして、嫌みばっかり言っている彼が、少しずつパーティーの輪の中に入っていく。
セリフはないのに、自然とマックスの姿を目で追ってしまう。
「来年もまた来ていいかい?」のマックスのセリフに、顔を見合わせ勝利の笑みを浮かべる二人。
そして一瞬で眠りに落ちるセレスティーヌ。
そうだね。
子どもってそうだ。
そして目覚めたとき、また笑顔を見せるだろうセレスティーヌを容易に予想できる最後の絵。
絵本の醍醐味を満喫しました。 -
お金かけなくても、楽しいパーティーはいくらでもできるよね〜
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盛大にクリスマスをやるほど余裕のないアーネストおじさんだが、セレスティーヌの熱意に負けてクリスマスパーティーを開くことに。
最初はいじわるだった親戚の子も最後はセレスティーヌと仲直り。
サンタに扮したアーネストおじさんを見ても本人だとは気づかず、サンタが来たとアーネストおじさんを探すが見つからず泣き出しそうになるセレスティーヌはいい子だなあ。
もみの木を伐ってくるとか、手作りのクリスマスパーティーも楽しそう。 -
「もうすぐクリスマスよアーネスト。おともだちよんでパーティしようっていったのおぼえてる?」
そう話す小さなクリスティーヌにアーネストは「そんなお金ないよ。」と難色を示します。
それでも一生懸命なセレスティーヌのお願いについにアーネストも気持ちを動かしました。
2人でせっせと準備し…おともだちを招待し…意地悪な“いとこ”も来て…さてさて、どうなることやら…。
クリスマスのステキなお話ってたくさんあると思うのですが、これも是非、読んでいただきたい心温まる絵本の1つです。
小さなセレスティーヌと大きなアーネストの信頼関係にポカポカと幸せなぬくもりを感じます。
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1983年。ここまで言葉少なに語れる絵本はない。
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「くまのアーネースト」シリーズの中でもおすすめの一冊です。