鈴木いづみコレクション〈7〉 エッセイ集(3) いづみの映画私史

著者 :
  • 文遊社
3.53
  • (4)
  • (1)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892570285

作品紹介・あらすじ

宿命のライバルであり、宗教でもあった阿部薫の死、その不在による絶望ゆえに輝きを増した傑作映画エッセイ集 解説/本城美音子

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2018/10/29購入

  • 映画に纏わるエッセイ集。映画を語っていながら、人生、青春、途中で阿部薫の死を挟み、死について、自分自身についての私見を語っている。これで文遊社から刊行されている鈴木いづみ関連の書籍は全て読んでしまった。もっと鈴木いづみを読みたい。

  • 私は嬉しかったのだ。彼女は生きていようと死んでいようと変わらない。彼女の文章が今ここにあり、付加価値何ぞなくともヒトリの書き手として充分すぎるほどに面白いということが。彼女は時にエキセントリックに語られる。言葉は挑発的かもしれない。物語として語られやすい人なのだ。だけどきっと、そんなことは彼女の中ではどうでも良かったのだ。

  • 鈴木いづみをすきだからよんだ感じ。阿部薫のことを少し書いている。阿部薫と鈴木いづみのことを思ったり、澁澤と矢川澄子のことを思ったりすると、何かがかき立てられる。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

ISS 及び日本コンベンションサービスの会議通訳者として稼働後、1978年に渡米。ミシガン州にて1984年、鈴木・マイヤーズ&アソシエーツ㈱を設立。1989年、アメリカ翻訳者協会(American Translators Association : ATA)に加入後、日英両方向の認定翻訳者となり、日本語部門長、理事、翻訳認定試験審査委員などを歴任。現在は認定委員会委員及び通訳方針諮問委員会委員(Interpreting Policy Advisory Committee)を務める。1991年に創立されたミシガン翻訳者通訳者ネットワーク(Michigan Translators/Interpreters Network:MiTiN)の発起人の一人で、長年会長を務めた後、現在は理事会アドバイザー。2003年、カリフォルニア州にて日英の認定法廷通訳人の資格取得。全国司法通訳者翻訳者協会(National Association of Judiciary Interpreters and Translators : NAJIT)会員。

「2016年 『裁判員裁判時代の法廷通訳人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木いづみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×