りんごかもしれない

  • ブロンズ新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893095626

感想・レビュー・書評

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  • 娘はりんごの兄弟一覧がお気に入り。ヨシタケシンスケさんの発想が面白くて、親子で何度も読んでいます。机の上に置いてあるりんごから、ここまで空想を広げられるなんて!

  • 1歳。パパの私物でまだ早いけどとりあえずりんごだし読んでみたら意外といけた。髪型のボサボサが好きで指差しし笑うし、覚えてぼしゃぼしゃと言うので何がハマるか分からないなと思った。

  • いろいろ考えてさいごにお母さんに「りんご、食べてもいい?」と言ったところがおもしろかったです。

  • 絵が可愛い。表紙のデザインが好きで、飾っておきたくなる。
    こういう視点って大事だけど、つい忘れてしまうんだよね。

  • とっても道徳な、感じで良い本でした。

  • りんごへの可能性無限大!!こんな発想力の人いただろうか…物事への見方を変えてみよう!!を伝える1つとして、子どもに読み聞かせしたいです。
    〇1体1での読み聞かせ、未就学児~

  • 何だこのすごい本(色んな意味で)
    鈴木大拙記念館の展示スペースにあったんだけど、そこの展示にこれを置くことがまず素晴らしいし、それを考えた人天才!ーみたいな表現じゃ足りないくらいさいのうにあふれすきてやしないか。
    どういう意味でという凄さかというと、それは例えば西田幾多郎的な、カント的な物自体を思わせるところ、あるいは瞬間のいまここに瞬間的なものとして目の前にあるものが、実は時間的な可燃から外れた一瞬の認識のみにすぎないんじゃないかって懐疑的な気分にさせるところ、りんごのこれまでこれからという切り口にはもいそういい時間論、物体論的なことまでに妄想が広がるし、「実はたくさんいる兄弟の一人なのかも」なんてページは「あんご」「いんご」のイラストたちはものの見た目と響きの関連っていう心理学や言語学のテーマでもあり、現代美術的であり…

    といろいろいくらも何百文字も言えそうなこれをすごくとぼけたユーモラスなかわいい絵本としておかれているこの。

    すごい。子供が上げて喜ぶか知らないけど(子供の私が読んだらこの絵本は恐怖症の入り口かもしれない)、大人のエゴで姪っ子にブレゼントしようと思います。

  • これをよんでいるぼくも、にんげんじゃなくてりんごかもしれない

    ぼくたちみんな、いきてないかもしれない

    ぼくのじんせい、こんなはずじゃなかったかもしれない

    わすれているかもしれない

    自己の限界からの逸脱
    容赦のない現実
    ただ、こころは自由になれる
    そんな当たり前のことを
    子供の頃の残酷なまでの精神の解放を

  • とても面白かったし、多角的に見るための頭のストレッチになるような本でした

  • うちにも持っていてヨシタケシンスケの本は気にいっている

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著者プロフィール

1973年神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。

「2023年 『しかもフタが無い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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