ジャッキーのしあわせ

  • ブロンズ新社
3.94
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本棚登録 : 313
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096258

作品紹介・あらすじ

シリーズ最新刊!新しい仲間がふえました。うしのマオマオが、かわいい赤ちゃんをうみました。なまえはミルクちゃん。まだ、じぶんの足で立ってあるくことも、おっぱいをのむこともできません。ジャッキーがしんぱいして、そばにつきそってあげると・・・。

感想・レビュー・書評

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  • くまのがっこうシリーズ15作目。
    2017年から最新刊が出ていないので、最後の作品と思われる。
    新しく誕生したキャラクター・子牛のミルクを通して気づく‘しあわせ’のお話。
    いつもはおにいちゃんたちを困らせてばかりのジャッキーが少しお姉さんになる。
    デイビッドやルルロロも揃った集合写真のような表紙が印象的。

    【ママ評価】★★★
    くまのがっこう好きの母。
    シリーズを通して読むと、『しあわせ』は色がこってりしていて花も衣装もなんだかあまり可愛くなくなってきて残念。
    緑と濃いピンクが多くて、同じ色ばかりの印象が強い。
    塗りもあまり綺麗ではなくなってきたような感じ。
    ジャッキーがどんどんキャラクター感が強くなってきているので、キャラクターとして売っているんだな〜と思うけど、新しいキャラクターを登場させるお話がちょこちょこ描かれているのが個人的には微妙。
    新キャラクターがあまり心に残らないので、おにいちゃんやデイビッドたちとの新たなやり取りを見たい気持ちが強くなる。
    ‘なんでもないけれどあたたかい1日’を描く原点に戻って、日常を描く方向性に戻ってほしい。
    そういう意味では出産や赤ちゃんがテーマの『しあわせ』は、子どもにとっては身近なテーマで良いけれど、牛の赤ちゃんで新キャラクターが出てくるというのが微妙だったのかも。
    最後の作品と思われるので、‘みんな今日も元気で幸せ’というようなハッピーエンドのような終わり方なのは良かった。
    さりげなくシリーズを締め括っている感じで、何気ない幸せな毎日がこれからも続いていくメッセージが込められているよう。

    【息子評価】★★★
    くまのがっこう好きの息子。
    こちらの『しあわせ』は息子にそこまでヒットしなかった。
    読む頻度も低く、読んでいても大きな反応がある訳でもなく。
    最後の方のページで「るるちゃんだね!ろろちゃんだね!」「でいびっどだね!」とキャラクターを指差して探すくらいかな。
    今回は子牛が産まれるストーリーということで、ちょうど身近になところで出産予定があったので読むタイミングとしてはバッチリだった。
    「あかちゃん?」と赤ちゃんの存在やお世話する必要性をなんとなく教えられて母は満足。
    2歳4ヶ月

    追記★★★→★★★★
    最近よく読むようになってきた。
    くまのがっこうシリーズの絵本をよく読むので、最初に登場するおにいちゃんたちとジャッキーを紹介する文を殆ど覚えて、一緒に読むのが定番になった。
    1から12までの数字も覚えて、「1、2、3、4…」と全部で12匹のくまのこを順番に数えられるようになった。
    絵本を通して成長している。
    母、少し感動。
    ルルロロやデイビッドだけではなく、牛のマオマオやミルクといったキャラクターの名前も覚えて、くまのがっこうファンの母の息子に仕上がっている。
    子どもの影響もすごいけど、親の影響もすごいよね。
    2歳6ヶ月

  • 「くまちゃんがっこう」とジャッキーは認識しているが、絵本にはあまり食いつかないわがこ。珍しくこちらはそこそこ好き。

  • ジャッキーのしあわせ、本当に良かった。
    産まれた仔牛のミルクちゃんの立ったところは、私も泣いてしまった。
     おはなしにも感動するが、涙をさそうあだちさんの絵にも心を奪われてしまった。

  • くまのごっこうシリーズ。ついにうしのマオマオに赤ちゃんミルクが。ミルクの世話をするジャッキーに今までにない気持ちが現れる様子を温かく描いている絵本です。あだちなみさんの絵がとても美しく、特に緑や花々の描写が美しいです。それを見るだけでも楽しめます。

  • ●読み聞かせ。
    ●赤ちゃん牛のミルクが元気になってよかったね。

  • 心が温かくなる話なのはもちろんだけど、個人的にマオマオの小屋のカーテンの描き方が素晴らしいと思う。

  • 図書館で借りて読み。6歳児Fのリクエスト。

    マオマオに赤ちゃん誕生。
    メスだったんだ…。

    母性に目覚めるジャッキーなのであった。

  • 牛のマオマオが赤ちゃんを産む。
    けれど、赤ちゃんはなかなか自分で立たなくて心配するジャッキー。
    3日くらいしてやっと立てるようになり一安心。
    心があったかくなり、それが幸せだと知る。
    ジャッキーは赤ちゃんをミルクと名付け一緒に遊ぶ。
    ミルクはかつてのジャッキーのようにわがままで気まぐれ屋さんだったのだ。

    ジャッキーがまたしてもお姉さんに。

  • 図書館の新刊棚に置いてあって、初めて読みました。ジャッキー、かわいかったです!シリーズ他の作品も読んでみたいです!。

  • イラストが大好きです。シリーズの新刊が出る度に、色の鮮やかさが増していっている気がしました。
    ジャッキーもどんどん可愛く、どんどん成長して大人になっていくなぁと母親のような気持ちで(?)読んでいます。

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著者プロフィール

絵本作家。代表作に「くまのがっこう」シリーズ、「はっはっはくしょーん」シリーズなどがある。最新刊は「ちょっちょっちょきーん」

「2022年 『まなちゃんのあかいながぐつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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