のせのせ せーの!

  • ブロンズ新社
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本棚登録 : 293
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893097057

作品紹介・あらすじ

唱えてめくると、あら不思議!白い鳥がいます。そのとなりのページには、赤い実がたわわになった、大きな木。「のせのせせーの!」とページをめくると…すてきな羽になりました!真っ白なワンピースがかわいい花柄になったり、ビーチボールが牛の模様になったり…となりのページにあるものが、つぎつぎと絵にのっかっていきます。めくって、のせて、見つけて、楽しい、新感覚の絵本!

感想・レビュー・書評

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  • 春らしい柔らかな色彩の絵が素敵です。左右のページに描かれたものが、「のせのせ せーの!」で合体して、のどかな春のお出かけのお話が、どんどん意外にもシュールな方向に! こういう楽しさ大好き!

  • 髪の毛の長い女の子がいる。隣のページには、2匹のちょう。「のせのせせーの!」とページをめくると、ちょうが女の子の髪の毛をきれいに結ぶ。ちょうのいたページには何もいない。女の子の白い服と花でいっぱいの丘で、女の子の服が花模様に。白い鳥とりんごの木で、クジャクのような鳥の羽に。男の子が持ったソフトクリームとかにで、ヤドカリに。青いビーチボールと模様のある牛で、地球模様のボールに。三角屋根の塔と焚き火で、発射したロケットに。UFOと家の中の明るい電灯、電灯がUFOから出る光になって、牛がさらわれる。寝室で眠る子どもたちと宇宙で、宇宙で夢見る子どもたちに。
    ※図書館で読み聞かせしたが、二つのものが合体すると、「きれい!」や、「わー、部屋が真っ暗や。」の声が上がった。どうなるかも想像しながら楽しめたようだ。
    くのまりさんの絵もわかりやすくてきれい。前のページと次のページがつながっていて、そのどこかに女の子が小さく描かれている。そのつながりや変化を探すのも楽しい。表紙や裏表紙に透明のシートがついているが、それが合わさると、また違う絵になる。色々見どころ満載。

  • 美しい絵と装丁が印象的な絵本です。
    カバーは透明地に白で絵が描いてあり、表紙に重ねることでよりいっそうかわいらしさがひきたちます。
    飾っていてもおしゃれで素敵です。

    「のせのせせーの」の言葉で、ちょうちょが女の子の髪飾りに。
    また「のせのせせーの」で丘のお花がワンピースの柄に。
    またまた「のせのせせーの」で木の葉が鳥の羽に。

    「のせのせせーの」はいたずらの魔法の言葉みたい。

    けれどちょっと怖いなと感じるのは私だけでしょうか。
    きれいな羽を手に入れた鳥のとなりのページには丸裸になった木。
    奪った者と奪われる者。
    そう考えると無邪気な女の子が怖く思えるのですが…

  • せーの展開。牛くんご無事で…。

  • 表紙も「のせのせせーの」になっていて、子どもたちが喜んでました。

  • のせのせせーの!でページをめくると?

    左のページの何かに右のページのなにかがのっかっちゃいます

    〇結構、描き込みもあるので、読み返すたびに発見がありそう

  • 子供に読み聞かせるために選んだのですが、読んでるこっちも楽しめました✨
    ページをめくれば色んなものを乗せていく。
    だから「のせのせ」なのか~と納得です✨
    「せ~の」と子供と一緒に言いながら読めました✨

  • 「唱えてめくると、あら不思議!白い鳥がいます。そのとなりのページには、赤い実がたわわになった、大きな木。「のせのせせーの!」とページをめくると…すてきな羽になりました!真っ白なワンピースがかわいい花柄になったり、ビーチボールが牛の模様になったり…となりのページにあるものが、つぎつぎと絵にのっかっていきます。めくって、のせて、見つけて、楽しい、新感覚の絵本!」

  • 透明カバーがお洒落な絵本です。

    何かと何かを組み合わせる発想が面白くて何歳でも楽しめる絵本だと思います。

    じっくり見るとお話しが繋がっていて、ストーリーを想像するのも面白いです。

    (読み聞かせ時間:約2分)

  • いろんなものを「のせのせせーの!」とするのが面白い。
    どうのせるのかを娘と共にワクワクしながら読んだ。

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著者プロフィール

斉藤倫 詩人。『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で、第48回児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。おもな作品に『せなか町から、ずっと』『クリスマスがちかづくと』『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』『さいごのゆうれい』(以上福音館書店)、『レディオワン』(光村図書)、『あしたもオカピ』(偕成社)、『新月の子どもたち』(ブロンズ新社)』絵本『とうだい』(絵 小池アミイゴ/福音館書店)、うきまるとの共作で『はるとあき』(絵 吉田尚令/小学館)、『のせのせ せーの!』(絵 くのまり/ブロンズ新社)などがある。

「2022年 『私立探検家学園2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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