もうひとつのダビスタワールド: 最強界からはぐれし者の集うオアシス

著者 : 須田鷹雄

• アスペクト (1997年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[chihironさんの感想 · 2009年11月15日]

競走馬シミュレーションゲーム「ダービースタリオン」(とそれに関連する競馬に纏わる諸々)を強い馬を作る目的とは違った方向から楽しむ、というコンセプトの基に展開される数々のネタ企画を集約した一冊。
サラブレ連載時に読んでいて結構面白かったのを思い出してかなり日が経ってから買ってみましたが…ほとんど書き下ろしになっていてちょっと残念な結果に…。
連載時に主軸になっていた最弱馬BCはなかなか面白い企画で血統や調教法など様々な角度から検証した結果が載せられていたのですが、ほとんどデータベース化してしまっていて(…じゃないと内容が少なすぎるからでしょうけども)読み物としてはちょっと厳しいかなぁ…と思いました。

著者プロフィール

1970年、東京都生まれ。東京大学経済学部在学中から執筆活動を始め、ＪＲ東日本勤務を経てフリーに。競馬に関する著作執筆のほか、テレビ、ラジオに出演。グリーンチャンネル「ＫＥＩＢＡコンシェルジュ」、BS11「BS11競馬中継」出演中。著書に、『いい日、旅打ち。』（中公新書ラクレ）、2000年版から刊行が続く『ＰＯＧの達人 』（光文社ムック）など。ペンネームの「須田鷹雄」は競走馬のスダホークに由来する。

「2022年 『世界の中心で馬に賭ける 海外競馬放浪記』 で使われていた紹介文から引用しています。」