幻獸標本採集誌

著者 :
  • エフ企画
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894190559

感想・レビュー・書評

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  • 待望第2弾!!江本創の精妙な生物達の変異。祖父の汚名をすすぐべく、未確認動物を探す未知の冒険の旅に出た孫娘アナスタシアの驚異的な成果。傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、貪欲、暴食、色欲、7つの悪徳の容貌を視る。(アマゾン紹介文)

    まさか同日に、幻獣の解剖図や標本なんてけったいなものを見られるとは。足を伸ばして離れた図書館に行った甲斐があった。
    3部構成の3部目、7つの悪徳の標本化が面白い。ぜひ、徳のヴァージョンも見てみたいと思わせられた。

  • 普通の人は架空の生物を作品として立体化すると言ったら、生きてる姿を立体化する。
    ところがこの方は架空の生物を、標本の姿で立体化。

  • おもしろい 見たことない感じの動物らしきものがいっぱい なんか考えるときにながめたらおもしろいと思う

  • だいぶ前、現物を店頭で見たことがある。何からつくられてるのか本気でわからなかった。

  • 河童とか竜だとか、リアルに作られていてうっかり本物だと信じそうになってしまう。七つの大罪も、あぁと頷ける形なのがまた凄い。

  • まぁよく作るなぁと関心。本当にこんな奇怪な奴らが世界に居るんではないかと思ってしまいます。見て損はないけど気持ち悪いヤツが嫌いな人にはお薦めできないかな。僕は大丈夫だったけど。

  • 幻獣の標本写真およびその考察。リアルにできており、実在してもおかしくないのではと思えてくる。特に七つの大罪をモチーフにした怪生物の禍々しさに魅入られてしまった。

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著者プロフィール

1970年兵庫県生まれ。1995年筑波大学大学院修士課程芸術研究課修了。1999年まで版画を制作していたが、その後、標本作品に転じる。「幻獣標本博物館──江本創の不思議な世界」展(高知県立美術館、2011年)ほか、青木画廊を中心に個展を開催。著書に『幻獣標本採集誌』『幻獣標本箱』『幻獣博物記』(風濤社)。

「2016年 『幻獣大発見!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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