- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894257184
作品紹介・あらすじ
一見、普通の高校生に見える主人公・乃出狗人。だが、彼にはある特別な能力があった。それは「不死身」であること。蹴っても殴っても刺しても死なないのである。そんな不死の男に、美少女にして天才殺人鬼・桐崎恭子が想いを寄せる。理由は、「いくら刺しても死なないから」。鬼才が贈る一風変わったアクションラブコメディー、ここに開幕。第1回ノベルジャパン大賞奨励賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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何をされても死なない、という特技を持った主人公。
そんな彼の前に現れたのは、人を刺す事に
快楽を憶えている少女。
すごいヒロインです。
いや、それを言ったら主人公もすごいのですが
風邪とかは引かないのでしょうか?
それはいつかどこかで出てくる??
当然刺したら殺人者。
それを崇拝する人もいたり、妙なHPもあったり。
ヒロインの趣味があれですが、それを除くと
楽しい青春物語?
苦悩の方向とかが違いますけど…w
ちょこちょこ出ていた怪しい人達ですが
最後にきっちり出てきます。
が…本当に、そういう人達、なのでしょうか?? -
全7巻完結。
ヒロインが[あれ]だけに評価を世間的には躊躇うが、ヒロインの親父的下ネタ発言と、もう一人のヒロインの存在が面白かったので好評価。
色んな意見を引き起こせるライトノベルだと思う。 -
御多分に洩れず、裏表紙の内容紹介に興味を惹かれて読んだ。というか「殺人鬼が死なない奴を刺すことで満足するの?」という矛盾をどう解決するのか気になったから、がむしろ正解。
で、感想としてはすみません。「つまらなかった、ぐったり」です。
途中まではなかなか引き込まれたものの、黒幕がねえ。とりあえず「これが売れたらシリーズ化」という編集の魂胆がミエミエで。それとも最初からこの形だったのでしょうか。まあ、内容紹介に「ここに開幕!!」とあるので、最初からシリーズだったんですかね。
なんにせよ、読後感が最悪、続刊が出てるけど、読む気にならないという久々に読んで後悔した本です。
あ、矛盾の解決ですが、殺人鬼ではなくただの肉斬りの性癖持ちなだけでした。これもなんだかなあ。
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「わたしを殺した責任、ちゃんととってもらうんだから!」の男バージョン。主人公が死なないのを良いことに、殺人鬼ヒロインが事あるごとに刺しまくる。
このヒロイン、既に何人も殺してるのに、悲劇のヒロインみたいな描き方されてていいのかな。子供の頃に虐待を受けてた主人公に対して、「どうせ死なないんだから何回も殺させてよ」って酷すぎじゃねぇかなー。死なないだけで痛覚はあるんだからさ。そのへんあんま描写されてないけど。
GOTHみたいに、殺したいけど我慢してる苦しみ……でもなくて、とっくに一線越えちゃってますからねこの人。
あと、自分は神だと思い込むシリアルキラーとか、犯罪予告が集まるアングラサイト(不思議の国のアリス風)とか、黒いスーツにサングラスの「謎の組織」とか、2008年の作品とは思えないくらい設定がレトロだった。 -
おもしろかったです!
テンポが良い文章でさくさく読めました。 -
無理やりな設定でもそれを上回るテンポの良さ。
殺人鬼のヒロイン。
とにかくテンポの良い文章。
これぞラノベ!!!!! -
不死身の高校生と、肉を断つ感触が大好きな高校生。
設定が面白いけど、まだまだ序章といった感じ?
殺人鬼がいるぐらいなのでまぁ事件が起こるわけですが、
黒幕の登場が唐突だったので何とも言えません。
が、読んでて楽しかったので二巻は即購入予定。