- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894286726
感想・レビュー・書評
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サンタクロースの話は良かった
人は、してもらったようにするから
自分のできることをしてあげたい
誰かのせいにして諦めない!
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いいことしか書いてない。
めちゃくちゃアツい、めちゃくちゃ耳が痛い話。
人間とあらゆるものとの「関係」というキーワードをもとに話を進められていて、おもしろい。著者自身が、普段の生活から助け合うように行動しているので、説得力はある。
いい意味で、すごく偏った人間観。甘いよって言われたらそれまでやとも思うけど、自分は、こういう人を信じたいと思う。
読んでよかったです。 -
暉峻淑子氏の「豊かさとは何か」は、確か90年代初頭の頃に感動の思いで読んだ。今もってその思想は輝きと説得力に満ちた書籍だ。
「助けあう豊かさ」は、共助の時代といわれるこの時代、まさに的を得たものであり「豊かさ」の本質を著者は分かりやすい言葉でテーゼしている。
男性の学者先生は「語る・論ずる」が、実践しているかというと高みの見物・・といった本が多い。
(実情の把握と分析、報告、そして論ずることは上手でも・・本当はどうしたらいいか、なんて何も言ってないことが多い)
著者は、地域の子どものための遊び場を確保することから、海外の難民支援まで自らが積極的にかかわっている。子育ても、長男が「我が家は江戸時代でした」というほどにテレビなし、素朴な生活をしていた。(生活はシンプルということなのね)
本当の豊かさとは人間社会の一員であることを喜びとし実感できる
人間だからこその「助けあう」ことなのだと思いました。