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- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894346819
作品紹介・あらすじ
狂気じみた"難解"な思想。信じるか、信じないか、二者択一を迫るテクスト。その情念と現代性を解き明かす、初のフーリエ論。
感想・レビュー・書評
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非常に読みたい。優先度高い。
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シャルル・フーリエ、空想的社会主義者のなかでもとりわけ奇矯とされる人物。「波動が神経や筋肉に浸透し、身体を内部からかく乱する」力を持つという彼の言葉は、「科学的社会主義」とは別の「思想的正しさを持っている」のではないかと本書は切り込む。
フーリエの恋愛論がいかに凡百の近代的社会学を超えていたか、彼の共同体ファランジェと居住間のファランステールがいかに現代の都市論を先取りしていたか、彼の文章がどれほど最先端の文学論を刺激するかが解き明かされる。
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