68点を確実に取る勉強法

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  • フォレスト出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894513983

感想・レビュー・書評

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  • 限られた時間の中で「間に合わせる」テクニックが必要。
    みんながとれる問題は絶対に間違えない。
    覚えるべきことは覚えるまで繰り返す。
    苦手分野をつくらない。
    学習時間は積み上げではなく、消化で捉える。
    どんなに忙しくても、とりあえず毎日勉強する。
    地道な積み重ねが合格への1番の近道。

    ●合格しやすいタイプ
    アドバイスを素直に聞き入れ、信じて徹することができる素直なタイプが合格しやすい。
    自分が置かれている状況を客観的に把握できることが大事。

    ●学習計画の立て方
    目標達成のためにやるべきことを明確にし、優先順位をつけて、時間配分を決める。
    学習計画は具体化、数値化、細分化が大切。
    合格を想像して合格体験記を書いてみる。その「合格を決めたポイント」が、自分が今やるべきこと。

    ●覚え方
    忘れるのが当たり前だから、いかに思い出しやすくするかが重要。
    数えきれないほど繰り返すことが、記憶するポイント。何回繰り返すかではなく、覚えるまで繰り返す。
    思い出すためのきっかけを頭の中にどれだけストックできているかが大事。
    記憶を定着するためには何度もアウトプットすること、思い出すクセをつけることが重要。

    ●アウトプットの重視
    アウトプットをイメージしながらインプットする。
    インプットしたらすぐにアウトプットする。
    学習項目はできる限り絞り込んで、試験に出るところを徹底的に繰り返す。

    ●全体像の把握
    目次を見ながら勉強する。
    今勉強している論点が全体のどこに位置づけられているか。
    他の論点とどういう関係性なのか。
    他に類似した論点があるか。
    他の科目との関連性があるか。

    以下、気になった文章を引用する。
    何度繰り返しても、本番の試験で得点できなければ何の意味もないのです。
    「これまで、がんばってこなかった」ことを後悔するくらいなら、「本当は、すでに『やっておくべきこと』」をコツコツと実行する方が、まだ合格に近づくでしょう。
    誰もが同じように悩みながら、もがきながら、それでも前に進もうとしている。
    努力は必ずしも成果につながりませんが、成果を出した人は必ず努力をしています。
    「忘れたらまた覚えればいい」のです。
    試験会場では、何も見ないで問題を解かなければいけないのですから、問題演習なしに合格はありえません。
    得意分野を伸ばせばいいという発想は、苦手分野を克服してこそ意味を持つものなのです。
    資格試験の合格を目指すことができることは、本当に幸せなことです。

  • 68点と聞くと嘘くさいが、要は合格点を取るための勉強法だった。試験までの時間を意識し、自分にとって必要なものをマトリクスで取捨選択しながら勉強を進めていく。そういう当たり前だが重要なことが詳しく書かれている。資格試験や受験勉強に大いに役立ちそうな一冊。

  • チェック項目15箇所。試験では一つの分野だけ完璧にしていては合格できない。勉強時間は限られている。限られた時間で間に合わせる。合格には・・・みんながとれる問題を間違えない、覚えるべきことは覚えるまで繰り返す、情報の一元化、条文を徹底的に読み込む、苦手分野を作らない。資格試験に合格するにはあきれるほど前向き。合格後を目標にする。努力は必ずしも成果につながらないが、成果を出した人は努力している。やるべきことに優先順位をつける。ほとんどの試験は基礎力があれば合格できる。寝ること=頭の整理の時間。寝る前に学習したことを起床後に復習する。生活習慣の見直し。忘れて当たり前。思い出しグセをつける。過去10年分あれば問題なし。論述式は古くからの問題があるとよい。逆転の発想・・・落ちるために何をするべきか?無駄なことをしない、徹底的に繰り返す、気持ちを強く持つ。

  • 60点以上で合格」という試験に対し、効率よく勉強する術がないんです。背表紙に書いてあった、「こんな人に読んでもらいたい!」というチェックリストにおいてほとんど当てはまっていたので、購入してみた。極めてまっとうな(ストレートな)内容。いくつかの資格勉強に関する誤解を解きながら、「合格することが目標」であることを念頭に置いた「勉強の仕方」を解説していた。中でも高い年齢層に向けた記憶法/勉強法を軸に、継続していけば受かりそうなHow Toが大変ためになった。取り入れることが多かったので、五つ星。

  • 【概要】
    どうやったら「合格」できるのか?という本かと。
    現在のコンテンツの改善案を探してみます。

    【活かせるポイント】
    ・目標設定
    ・優先度を決める
    ・学習できる「日数」ではなく「時間」で考える
    ・目次で概要を話せるように

    (あっき)

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著者プロフィール

「あきれるほどの前向きさ」で全国の受験生から熱い支持を受けている行政書士試験指導のレジェンド。高校受験、大検(現高認)試験受験、大学受験といった受験指導経験もあり、講師歴は通算32年。その豊富な講義経験と親切丁寧な受験指導で、担当するLEC東京リーガルマインドの横溝クラスからは毎年多くの合格者を輩出している。また、「横溝慎一郎行政書士合格ブログ」(毎日更新)は行政書士試験受験生のみならず、各種資格試験受験生の間で愛読されて10年以上となる。座右の銘は「失意悠然 得意冷然」。

「2023年 『ゼロからスタート! 改訂版 横溝慎一郎の行政書士1冊目の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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