- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894517158
感想・レビュー・書評
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潜在意識のとおりに人生は動く。
意識している時点でそれは顕在意識であり、願えばかなうとは訳が違う。潜在意識をかえるには、知識と日常の行動が起点となる。
ところどころそれなりのファクト(レイ例:ミラーニューロンの研究など)に基づく有益な示唆があった。
一部に感想の域を出ないと思われると部分があり、潜在意識の胡散臭さを助長してしまっていた。
潜在意識、いわば思い込みに近いことから変えていくことの大切さは理解できたが、そのためにどうすれば良いかについては精神論というか"意識"にたよってしまっており、自分で考える必要がある。無意識を鍛えるとセットで読めば、違う示唆が得られるかもしれない。
■コップの水を入れ換える話
まさに納得。
潜在意識を変えるためには、過去や既存の自分を捨てなければならない。そのためには、捨てたい対象を知っている人や環境から逃れないと、結局は同じ行動に落ち着くのが関の山。潜在意識的にそうなるのだ。(ミラーニューロン的にも)
だからこそ環境や会う人を変えることが潜在意識を変えられるのだと気づけた。
■各論への反論
反論①
有益な情報は有料とあるが、YouTubeやSNSなどの発展で必ずしもそうではなくなってきた。情報の民主化により、むしろ有料情報の入手ではなく、情報の判別≒リテラシー能力と吸収&アレンジ&活用能力が鍵になる。
反論②
子どもにお金を残すのは、不安だから負のエネルギーとあるが、そうとも限らない。期待の財産でもある。
一方でお金は三流で、人が一流だとすると、お金を残すよりなるべく子どもへの投資、すなわち教育にお金をかけるべき、というのであれば納得。
※教育はお勉強だけでなく経験値を得る種々の行動詳細をみるコメント0件をすべて表示