宇宙航路: 猫柳ヨウレの冒険 (ハルキ文庫 み 2-4)

著者 : 光瀬龍

• 角川春樹事務所 (1999年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[武田甲州さんの感想 · 2009年11月7日]

私が持っているのは1984年に発行されました徳間文庫版です。主人公の女の子「猫柳ヨウレ」がどうして宇宙に飛び出して冒険をするハメになったのかから始まって、海賊のトラコなどを従えて、大宇宙をあちこちさまよい歩く姿は、水戸黄門漫遊記の未来版といったものでしょうか。
この本は長い間行方不明になっていて、最近久しぶりに発見したもので、なつかしく感じてしまいました。

[お邪魔女さんの感想 · 2004年11月24日]

今ひとつ、ヨウレに魅力を感じなかった……残念！

著者プロフィール

小説家。SF作品を多数発表し、中でも『百億の昼と千億の夜』『喪われた都市の記録』などの長編は、東洋的無常観を基調にした壮大なスケールの宇宙叙事詩として高い評価を得た。1999年逝去。

「2022年 『百億の昼と千億の夜　完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」