三国志〈10の巻〉帝座の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894569638

感想・レビュー・書評

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  • 関羽雲長死す。その報は蜀に計り知れぬ衝撃を与えた。呉の裏切りに対し、自らを責める孔明。義兄弟を失い、成都へ帰還した劉備と張飛は、苛烈な調練を繰り返し、荊州侵攻、孫権討伐を決意する。一方、魏王に昇り、帝を脅かす存在となった曹操は、後継を曹丕に譲り、刻々と迫る死に対峙する。司馬懿とともに魏内の謀反勢力を駆逐する曹丕。劉備の荊州侵攻に備え、蜀へのあらゆる謀略を巡らす孫権。英雄たちの見果てぬ夢が戦を呼ぶ、北方<三国志>波瀾の第十巻。

  • 豪傑も英雄も死せるときがくるのですね…。

  • 実は、こんな本も読んでます(しかも、かなりハマりました)

    きっかけは思い出せないほど偶然に、読み始めたのですが、
    途中で、止めるなんて無理でした

    北方謙三氏の才能によって、歴史小説なんて域を超えてます

    通勤の満員電車の中で読んでいて、涙が止まらなくなることも
    しばしば・・・

    十三巻という大作ですが、ぜひ一度!

  • 関羽雲長死す。その報は蜀に計り知れぬ衝撃を与えた。呉の裏切りに対し、自らを責める孔明。義兄弟を失い、成都へ帰還した劉備と張飛は、苛烈な調練を繰り返し、荊州侵攻、孫権討伐を決意する。一方、魏王に昇り、帝を脅かす存在となった曹操は、後継を曹丕に譲り、刻々と迫る死に対峙する。司馬懿とともに魏内の諜反勢力を駆逐する曹丕。劉備の荊州侵攻に備え、蜀へのあらゆる諜略を巡らす孫権。英雄たちの見果てぬ夢が戦を呼ぶ、北方<三国志>波瀾の第十巻。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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