ラグビー&サッカーinフィジー スポーツをフィールドワーク (文化人類学ブックレット1) (京都文教大学文化人類学ブックレット No. 1)
- 風響社 (2006年9月15日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (50ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894897618
感想・レビュー・書評
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フィジー人はラグビー、インド人はサッカーとスポーツが明確に分かれ、それをれ宗教と結びついて、ラグビーはキリスト教、サッカーはイスラム、ヒンズーだとのこと。そして彼らのスポーツタイプとして、フィジー人は勇敢な突撃タイプの個人プレー、インド人は慎重な守りで、周りへの配慮が得意。彼らが融合したときに、サッカー代表は強いチームになるだろうという。そのことがフィジー代表で日本チームを経験下選手の感想が面白い。「日本ではボールを持っているときも持っていないときも「どちらに行け。パスしろ」指示された。フィジーではコモンセンスで動くから、何も指示しない!」ホワイティング「和をもって日本となす」の中で日本の野球の特徴を語っていることも同じ事なのだ。この著者の主張「日本の高校野球がスポーツよりも、ドラマとして賞賛されていることに日本人の性格が表れている」は、いつも私自身が感じることでもある。
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ブラジルのサッカーは土着化して、ブラジル文化になり、国民文化として認められている。
フィジーのラグビーはキリスト教信仰と同一視され、首長間戦争と同一視されるラグビーとは何かとの問いかけがまずなされる必要がある。
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