不思議のイスラム

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  • トラベルジャーナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895593694

感想・レビュー・書評

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  • モロッコなどのマグレブ3国では聖者崇拝もある
    ムハンマドは特別に妻が9人いた
    偶像崇拝だけでなく、人や動物の像もダメ、植物も写実的に描くのはダメ

  • 知られざるイスラムの文化、歴史、習慣などについて分かりかりやすく解説された1冊。

  • ・中国では、ウイグル人の宗教ということで回教と名付けた。

    ・ムハンマドは聖徳太子(574-622)と同じ位の年代。
    そこで伝統的な多神教と対峙した。3大宗教の中でイスラムだけは武器をとってアッラーのために聖戦に参加せよと問いた。

    ・ムハンマドはメッカで殺されそうになりメディナに逃げてきた。

    ・コーランを読むと旧約聖書=ユダヤ人の聖典や新約聖書=キリスト教徒だけの聖典を下敷きにした記述が多数出てくる。

    唯一神の信教、偶像厳禁、預言者、啓示、最後の審判などは同じ。
    ・イスラム教はユダヤ教とキリスト教を踏み台とする新興宗教として出現した。なので、同一の神を信仰する宗教。個々の物語から根本の宗教思想までキリスト教との類似点多い。

    ・それまではアラビアの住民は多くの部族に別れて互いを襲撃していたが全ての部族がイスラムに入信した結果、対立が終わった。

    ・アラビアの北方ではササン朝ペルシアとビザンチンが対立していたがイスラム勢力が圧倒的な勝利をおさめた。

    ・動物だけでなく、植物も写実的な表現は禁止。偶像崇拝につながるから。
    彫刻を作り出す代わりに建物外形の美しさを追求した。
    ・ほぼ1200年の長きにわたりアラブ人はユダヤ人とは仲良く暮らしていけると信じ保護してきた。それを覆したのはヨーロッパ系のシオニスト達。
    割礼を行うのはユダヤ人とイスラム教徒だけ。
    古代エジプト文字は物の形を絵のように描くことから始まった象形文字。ヒエログリフ。エジプトから外地に伝わると漢字が伝わったのと同じ様な変化が起きた。ABCやアラビア文字を生み出したのである。

  • <a href="http://www.bk1.co.jp/product/01356698/?partnerid="><b>不思議のイスラム</b> トルコ〜エジプト・モロッコの旅</a><br> 1996.9<br><br><br>この出版社の単行本、軒並み購入出来なくなっているんですが…。<br>発行部数が少ないだけ?<br><br>以下、目次より抜粋:<br>第一章 イスラムとはどんな宗教か<br>第二章 建築と工芸の美を求めて<br>第三章 人と生活さまざま<br>第四章 西アジアと北アフリカの歴史こぼれ話<br><br>語り口が取っ付きやすいので、イスラーム世界の入門書としていかがでしょうか?

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著者プロフィール

ヨーロッパ各地の世界遺産を含む城や城郭都市から、日本城郭協会が100名城を選定。歴史・人物、構造、見所まで盛り込んだ決定版。

「2011年 『図説 ヨーロッパ100名城 公式ガイドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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