ハンダのびっくりプレゼント

  • 光村教育図書
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感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895726511

作品紹介・あらすじ

ハンダは、くだものを7つ、あたまにのせました。ともだちのアケヨにあげるのです。おいしそうなくだものばっかり!アケヨは、どれがいちばんすきかな。アフリカのケニアに住むルオ族の子どもたちをモデルにした絵本。

感想・レビュー・書評

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  • アフリカの女の子ハンダが友達のアケミにフルーツをプレゼント。
    頭の上のカゴに乗せて、アケミはどのフルーツが好きか考えながら運んでいくけれど…。
    アフリカの景色や生活が感じられるような、美しい色彩で描かれている。
    ストーリーの簡潔さも、異国感が溢れる絵も素晴らしい絵本。

    【ママ評価】★★★★★
    正直自分では手に取らないタイプの絵本で、読んでみるまで絵も話も期待していなかった。
    でも、期待を見事に裏切られた。
    とても素敵な絵本。
    絵はアフリカを感じさせる陽気で明るい色合い。
    あまり馴染みのない色合いが美しいし、細部まで綺麗に描かれている。
    アフリカらしさを感じるような虫がどのページでもいっぱい描かれているけど、全然嫌な感じがしない。
    母は虫が苦手だけど、寧ろ異国感が素敵に感じた。
    白フチがある描かれ方なのがちょっと気になったけれど、果物がわかりやすいし、子どもにも見やすい工夫なのかもしれない。
    内容もシンプルで、ちょっとオチもあり、子どもでもわかりやすい。
    殆ど同じパターンが繰り返しで続くけど、飽きずに最後までスーッと読める。
    文も少なくてシンプルなので、子どもが絵本を何度も読みたがっても面倒臭く感じない。
    異国の文化に触れるにも良い気がする。
    個人的に気になったのは「アケミ」という名前のイントネーションだけ。
    母は日本人なので「明美」みたいな日本人的なイントネーションで読んでしまうけど、アフリカだから「なすび」みたいなイントネーションなのかしら。

    【息子評価】★★★★★
    息子が図書館で持ってきた絵本。
    母は失礼ながら「こんな絵本、本当に読むの〜?」みたいな感じで借りてきた。
    でも予想外に、家に帰ってから毎日のように読みたがる。
    表紙をめくると絵本で登場するフルーツが描かれてあり、順番にフルーツの名前を言うのがお決まり。
    この絵本でパイナップルやマンゴー、グァバやパッションフルーツまで覚えた。
    アボカドを「あごもぼかと…」と真似するのが可愛かった。
    文字数が5〜6個に増えちゃうあたり、この絵本を借りている内に「アボカド」を習得することは難しそうだけど可愛いから良し。
    あと、みかんとオレンジの違いが息子にはわからなくて全部みかんになってしまう。
    とは言っても母も教えるのが難しかった。
    「大きいのがオレンジ・小さいのがみかん」と言っても、ページによって描かれているサイズが違うから息子にはサイズ感を把握するのがまだ難しい。
    どちらも本物を食べたことがあるけど、息子はみかんが好きすぎるのかもしれない。
    絵本を読んでみても、最初から最後まで本当に楽しそうに聞いているし、よくページも見ている。
    動物も登場するけど、そちらはあまり興味がない様子。
    普段からとにかくフルーツを食べることが大好きな息子だから、まあ仕方ないか。
    フルーツの名前を言ってみたり、相槌をうってみたり、こんなに楽しそうに読めるとは思わなかった。
    フルーツが出てくる絵本はいっぱいあるけれど、その中でもピカイチで息子が気に入った絵本だった。
    2歳4ヶ月

  • ケニアのルオ族の暮らしが、生き生きとした色彩で描かれた絵本です。フルーツが美味しそうで、生き物たちが可愛いし、ハンダが結構ボリュームのあるフルーツを頭に乗せて運ぶ姿がカッコいいですね。動物たちの思いがけない動きで、プレゼントがこうなってしまうとは! でも、友だちのアケヨたちは喜んでくれたから、結果オーライでした。

  • 「ハンダは、くだものを7つ、あたまにのせました。ともだちのアケヨにあげるのです。おいしそうなくだものばっかり!アケヨは、どれがいちばんすきかな。アフリカのケニアに住むルオ族の子どもたちをモデルにした絵本。」

  • 最後どうなっちゃうのかと思ったよねー!と読後子ども達と感想を言い合うのが楽しかった絵本。

  • アフリカのケニアが舞台。色鮮やかで力強い絵が魅力的。ハンダが頭の上にのせた果物も、果物を頂戴するお茶目な動物たちも、生命力にあふれている感じ。アフリカの空や空気を感じる。
    繰り返しが楽しくて、予想外の最後にびっくり。

  • 3歳の息子が図書館で選んだ本。
    どうやら保育園に来てくれた司書さんが読み聞かせてくれた本らしい。
    よく覚えてたね!

    ハンダが友達のアケヨに、果物7個届けるお話。
    頭の上に乗せたカゴには7種類あったはずが、道中動物園達がそーっと…..
    アケヨに出会った時にカゴにあったのは、乗せたはずのないみかんだけ?!

    アフリカらしい黄色やオレンジの色使い(この表現は許される?)、少女達の髪型や洋服、出会う動物達、果物など、目新しくて楽しい。

    息子は鹿が木に激突するところがお気に入りだった。
    ここだけ説明の文がないのもいいなと思った。

  • 友だちを喜ばせたい❗

  • だれが、なにを、いつたべた?のアニマシオン。

  • 3歳1ヶ月。動物がハンダのカゴから取っていくところでクスクス笑う

  • お友だちに持ってく頭のカゴの果物7つを、アフリカの動物たちが1個ずつペロリと持っていくのが楽しい。

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