- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896017861
作品紹介・あらすじ
交通事故で妻子を亡くした和也は、葬儀のあと、現場を見下ろせる歩道橋の上で、ぼんやりと佇んでいた。「飛び降りんなよ」夕闇がせまる頃、そう和也に声をかけてきたのは、繁華街でよくみかけるような若い男。屈託ないその男・安原に誘われるまま、部屋にあがった和也だが、無防備に眠ったところを襲われてしまう。尽きることない若い男の性欲に乱されるうち、いつしか和也は現実を忘れて…!?その日から古びたアパートの一室で爛れた同棲生活が始まり-。
感想・レビュー・書評
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神評価も普通評価も多い作品で気になっていた。読んでみて、普通に面白かった。言われてみると何で愛が生まれるのとかどうしてこうなるのはあるのだけれど、それをそう感じさせないのはさすがです。人によっては萌えが少なかったりと感じるのかな。私自身肉親を亡くしているので重なるものも多少あり。そういう、どうしてこうなるではあるけれど、人間臭いお話かなぁと。
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ホストXリーマン 年下攻
交通事故で妻子を亡くした和也は、葬儀のあと、現場を見下ろせる歩道橋の上で、ぼんやりと佇んでいた。「飛び降りんなよ」夕闇がせまる頃、そう和也に声をかけてきたのは、繁華街でよくみかけるような若い男。屈託ないその男・安原に誘われるまま、部屋にあがった和也だが、無防備に眠ったところを襲われてしまう。尽きることない若い男の性欲に乱されるうち、いつしか和也は現実を忘れて…!?その日から古びたアパートの一室で爛れた同棲生活が始まり―。 -
元々はサイトに掲載されていたものとか
私はルナノベルズのサイトで、初読み
連載は『声』のみでしたので、微妙な感じでした
新書では、その後の二人が描かれてます
初っ端から人が亡くなる設定なので、あまり明るくはないですが
いつもの二時間サスペンス風とは、違う雰囲気を味わいたい方には
おススメです
決してバッドエンドではないので、ご安心を… -
突然、妻と子を亡くし泣くことさえ出来ない男の心の空洞を、見ず知らずの若い男が埋めていく…物語の始まりに引き込まれました。チンピラみたいな和美の、母親への想いや兄とのエピソードはとても心に響いてホロリとしそうだったのだけど、肝心の恋愛部分が描写不足といった感じ。和美から何度も暴力的な行為を受けている和也がどうしてそこまで和美に惹かれたのかがイマイチ伝わってこない。お話の流れから想像することはできるのだけど。小山田あみさんの絵、どれも素敵でした!ペーパーは素直になれない和美がちょっと可愛かったですwww