人はなぜ勉強するのか: 千秋の人吉田松陰

著者 :
  • モラロジー研究所
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896391053

作品紹介・あらすじ

吉田松陰のひたむきな勉学の姿と、その大きな志に学ぶ"活きた学問・勉学"のあり方。

感想・レビュー・書評

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  • 人として生まれたからにはすべき
    責務を見つけるために学び続ける

  • 勉強をする本質的な理由を知りたく読んでみた。

    多くを学ぶなかで、向き不向きを見つけて行く。
    自分探しは考えてもない、前に進みながら小さな光で確認して行くしかない。

    松下村塾よりも優秀な講師・生徒を集めた場もあったが、ここまで逸材を輩出したのは、志を教えたからである。

  • 吉田松陰を通じた 学習する哲学を示した内容

  • 人生に意味を持たせるために生きる。
    何か意味があるからではない。

    特異性をみつけるために全力でぶつかる。
    今でいうwhy me 、それは「隣人愛に目覚めた自分探し」だという。

    そのために、どうあるべきか。
    それを松陰思想とともに教えてくれる

    社会性。
    係になったら毎日やらざるを得ない
    プライベートと、公のものは分ける。

    "公的役割の画面でやりたいとかやりたくないとか私的感情で動くのは、情動的人間の堕落するわけで、公的場面での自分を見失ってしまうことになりますから、自分探しを失敗を意味します。そうではなくて、公なるものために役割を取得したとの厳粛な自覚に立つと、その任務を果たすべくやらねばならないことのために歯を食いしばって私的な自己と戦う底力が出てくるものなのです

  • なぜ人は本を読み、学ぶのだろうか。
    吉田松蔭が生涯をかけて追求した問いへのこたえは、人の生きる道を知ること=卓越性の追求、そして、公共の幸せ=立志という本質にあった。全くその通りだし、ましてや、良い学校に入り、就職することは学ぶ目的でも何でもない。
    全力で学び、人の生きる正しい道を見つけ、志を育て、自分の持ち味を人のために生かす。こんな風にして、松蔭のような清々しい生き方ができたらどんなに素晴らしいことか。

  •  「風雲児たち 幕末編」を読み、吉田松陰という人物(特に考え方)について知りたくなり、本書を読みました。
     本書の内容としては、タイトルの通り、「なぜ勉強するのか」について、著者が早い段階で結論を出しています。
     それ以降は、吉田松陰の記録などを基に、主に彼の志を説明しています。

     一番印象に残ったことは、吉田松陰は自身がやりたいことを気の向くまま突っ走ってやったのではなく、どのように生きるべきかを考え、それに従って行動したということです。
     志を持って生きるということができれば、彼のような生き方をすることも可能なんだろうと思います。

  • 松陰先生の生き方を知りたくて読みましたが、自己啓発になりました。

    志があって、まっすぐな生き方は素晴らしい。

  • CY13-#28
    覚悟の磨き方を読んで吉田松陰に興味を持ち、読んだ一冊。ここまで、モチベーションを維持できる人は稀だろうな。為にはなったけど、参考には出来ないな。

  • ごく昔風で、役に立つ。講義なんだろうな。

  • 立志・択交・読書など勉強になった。

    今以上の国難が必ずやってくる。その時に役立つ人材になる。

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