詐欺師 (アメリカの文学 23)

  • 八潮出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896501018

作品紹介・あらすじ

詩人原光氏に依る入魂熟成の新訳第三弾!南海物語の作者メルヴィルの名を騙る詐欺師の出没を聞いて、噴飯を禁じ得ず、詐欺師としての可能的自己を最大限に展開させたのが本書である。

著者プロフィール

1819年-1891年。ニューヨークに生まれる。13歳の時に父親を亡くして学校を辞め、様々な職を経験。22歳の時に捕鯨船に乗り、4年ほど海を放浪。その間、マルケサス諸島でタイピー族に捕らわれるなど、その後の作品に影響を及ぼす体験をする。27歳で処女作『タイピー』を発表。以降、精力的に作品を発表するものの、生存中には評価を受けず、ニューヨークの税関で職を得ていた。享年72歳。生誕100年を期して再評価されるようになり、遺作『ビリー・バッド』を含む『メルヴィル著作集全16巻』が刊行され、アメリカ文学の巨匠として知られる存在となった。

「2012年 『タイピー 南海の愛すべき食人族たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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