子どもは判ってくれない

著者 :
  • 洋泉社
3.60
  • (13)
  • (14)
  • (31)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 128
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896917598

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • COMMENT SE COMPORTER EN ADULTE -
    http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167679910

  • 内田先生のほどよくクールな切り口にいちいち納得。なんども読み返したくなくこの手の本は文庫でもいいから買って蔵書すべきだなあ。印税が著者に対する読者からのささやかなお返しだとしたら、内田先生の本を只読みするのは気が引ける。

  • 2012.03.29.

  • 哲学っぽい本を読んでた時期に見つけた本。
    読みやすくて面白かった。

  • インターネット上で発表されたエッセイを集めたもの。いろいろな社会事象に関しての大人の思考と行動のリサーチレポートがしるされている。面白いが意見の合わないところもあるかも

  • チャプターによって、心から共感出来るものと異論を抱くものとの差が激しかった。しかし、本書の主旨は「大人達はこういう考えをしてるんだぞ」と、「大人」な考え方、作法、教養を筆者が代表して世の子ども達に教える事。私が異論を抱く部分は私が子どもな部分なのかも知れない。「バッサリ斬る」型表現で、極論的記述も散見されるが、読み応えはかなりある。「本が読む」「後悔、後に立たず」「理論的な人と理窟っぽい人」「情報感度って?」「有事法制を考える」の章が私は特に気に入って、「情報感度って?」は何度も、他4章も2、3度読み返した。

著者プロフィール

1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。神戸女学院大学を2011年3月に退官、同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。著書に、『街場の教育論』『増補版 街場の中国論』『街場の文体論』『街場の戦争論』『日本習合論』(以上、ミシマ社)、『私家版・ユダヤ文化論』『日本辺境論』など多数。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。

「2023年 『日本宗教のクセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×