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- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896942835
作品紹介・あらすじ
いにしえの万葉集に詠まれた美しい「藤波」や平安貴族が愛した藤の宴から、『鬼滅の刃』の藤襲山まで−−日本人と藤との長い付き合いの歴史を繙き、独自の視点で考察する。「果たして藤花は鬼を封じることができるのか!?」
好評『縁起のよい樹と日本人』に続き、美しいカラーと共に贈る、ありそうでなかった「藤の文化誌」!
感想・レビュー・書評
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古木も多く、古事記にも登場する藤は、桜のように意識することはないが、身近な場所に存在する。
つる性樹木という特徴から中国では忌避されてたが、日本で親しまれたのは藤原氏の繁栄が影響しているともいう。
その幹の様子から蛇に見立てられ、和歌や祭りや衣服などにも関わり、これほど深く根付いていることに改めて驚く。
鬼滅の刃における藤の考察は、花から離れていってしまい必要だったのか疑問。
子供の頃は砂場に藤棚があるイメージだが、上品な紫色が揺れる花は美しい。
また季節になったら色々な藤を見に行きたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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