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- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896948318
感想・レビュー・書評
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火を使って暖をとるといえば、木や薪や石炭を積み重ねて、煙を逃がす穴があればいいのだろうと思っていた自分の無知を恥じた(^^;。
快適に、効果的に火を使うために人ががんばり続けてきた歴史の本。主にヨーロッパ(特にイギリス)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリス辺りを中心にした、暖房の文化史です(そのままやんorz 暖炉で木を燃やすっていう行為が、なんとも味のある日常生活だったんだなって感じが文章から伝わってきます。木材さえあれば、ヨーロッパの人達はいつまでも暖炉を囲んでいたかもしれない。石炭だのガスだのは枯渇した資源を補ために発達した代替燃料だったんだなーと。それと、インフラが整備されていく過程を読みながら、今のガス・電気・石油ってせいぜいここ100年ぐらいのことだったんだなぁと改めて知りました。