修道院文化史事典

著者 : 石山穂澄

制作 : P.ディンツェルバッハー  J.L.ホッグ 

• 八坂書房 (2008年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

カトリックの主要な修道会について、歴史や霊性等の基本的な情報を的確に整理・網羅し、さらには中世以来の文化史的業績を、文学、美術、音楽、教育などの分野別に検証する。豊富な図版をまじえてそれぞれの修道会の特徴を鮮やかに描きだす、ヨーロッパ文化の理解に欠かせぬ一冊。

感想・レビュー・書評

[1810412番目の読書家さんの感想 · 2022年11月24日]

キリスト教における文化的業績を様々な修道会と直接関連付け、主要な修道会についてハンドブック風に総括した。主要な修道会はアルファベット順に並べられている。
南山大学図書館に所蔵されている。

[jazzsambaさんの感想 · 2013年1月19日]

図版多し。ので重たい、分厚い。なのに内容はハンドブック程度であまり突っ込んだところなどは見られない。教養レベルで知っておきたい、というのにはいいと思うがあまり期待せぬ方が良い。

[mu2010さんの感想 · 2010年8月28日]

邦題が『事典』なのは、９つの共通項目を立て、ベネディクト会から正教会の修道制まで整理・網羅しているから。ドイツ人の律儀さが活きる。奉献児童のベネディクトと成人入会のシトー、第四の修道誓願があるイエズス会、修族をつくらないのが正教会の特徴など、比較で分かることは多い。律修参事会の項はためになった。

[jiesさんの感想 · 2009年8月15日]

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