- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784897722313
感想・レビュー・書評
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久しぶりに高島俊男先生の本を読む。
文庫本になるものと思って待っていたら、これは文春に連載された文章ではないのね。タイトルに騙されたよ、いくら待っても出るわけない。
そうと知っていたらもっとずっと早く買っていたのに。メルカリで探す羽目になってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雑誌掲載を連合出版の人が集めたもの。
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中国語・中国文学が専門の高島俊男氏の、ことば、文字、漢字、文学をめぐる肩の凝らないエッセイ集。楽しい。読んだ端から忘れていきますが、一瞬、ちょっと賢くなった気がします。
週刊文春での連載が終わって、文藝春秋からの単行本化→文庫化も終わるのかと思っていましたが、この本は、文春以外のあちこちに発表されたエッセイや短い論文を集めた本で、連合出版というところから出ています。
未読本を読んでいく都合上、調べてみました。文藝春秋からは『お言葉ですが…』のシリーズタイトルで10巻まで出て(すでにすべて文庫化済み)、その後、連合出版から11巻、そして別巻1〜4(いまのところ)が出ている。ネタは無尽蔵みたい。まだしばらく楽しめそうです。 -
少しずつ少しずつ大事に読んできた本。いつも通り「そうだったのか!」と目からウロコがぽろぽろ落ちる。何となく腑に落ちないまま使ってきた「冥福」という言葉の来歴を知って深く納得。「短歌のふりがな雑感」が秀逸。