板尾日記 2

著者 :
  • リトル・モア
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本棚登録 : 196
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898152065

感想・レビュー・書評

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  • 今夜はいい夢を見れる事を祈る。

  • ―――群馬で乗馬を日馬さんに教わるとは、なんて、馬づくしなんだ―――

    芸人、役者、愛妻家。
    そこに乗馬が加わる。
    2006年の板尾さん。
    相変わらず安定剤、睡眠薬で眠りにつき、休日は誰とも約束をせずのんびりと嫁と過ごす。

    ある漫画のドラマ化について、とても期待している様子が黒く塗りつぶされていたが、頓挫する。
    凹む板尾に、嫁が何も言わずに桃を剥いてやる描写は、静かな映画のワンシーンのようでとても好ましい。

    同時に、松本人志監督の「大日本人」の撮影も始まっている。これもまた、まだネタバレになる時期らしく黒塗されていた。

    ほしかったDSを買った報告や、
    バスの車内での待ち合わせ、
    うどんスープ粉バラ撒き事件、
    釜山6日目に気づいた左端で寝てしまう癖や、
    数カ月ぶりのデート
    寝る前のアイス買い食いなど
    今巻も板尾夫婦の仲睦まじさがよい。

    仕事に対する真摯さのようなものも、前巻同様とても強く感じる。
    誰かが休んだら誰かがすぐ代わりを務められる、吉本の「いい加減さ」と、「決して慌てない老舗のような安定感」について、しみじみと分析している。

    板尾さんは、冷静と情熱のあいだにいるひとだな、とおもう。

  • 何気ない日常がたんたんと書かれているだけ。でも妙に味がある。読むのをやめられない。一日一日少しずつ読んだ。
    それは板尾さんの考えや、奥さんとの仲の良さがにじみ出て居心地が良いからだと思う。

  • 2011/12/29

  • 本当は★5つにしたいところだが、
    6巻まで出ているということもあって、ここはあえてじっくりと長い目で。

    印象に残ったフレーズを…

    【3月24日】
    やはり、人間は人と人の関わりの中から生まれるドラマや
    奇跡に興奮する生き物なんやなと思った。

    【4月6日】
    今、生きている世界の事の、どれだけの事を知っていて、
    どれくらい応用したり、比べたりできるんだろう?
    多分0に限りなく近いと思う。でも、そんなちっぽけな人間でも、
    飯が食えてるやから、それでええかなとも思う。

  • この巻から板尾さんが乗馬を始めていた。
    楽しそうな様子が伝わってきた。
    馬に乗った板尾さんは、ただでさえ不思議な存在感がより重厚になった気がする。

  • 板尾さん大好き。

  • 究極のフリーランサーである芸能人の生活をのぞき見できる貴重な文献第2巻。正直、第1巻を読んだときほどの新鮮さはないけど、板尾さんの天才的発想は相変わらず。そして嫁との関係もイイ感じの距離感だ。

    私はこの日記、第5巻の衝撃的出来事にたどり着きたくて、コツコツと読み続けている。

  • 『板尾日記』を読んだのは、1年前でした。
    あの日記で板尾さんのファンは急増したんだろうなー。
    この2巻目も妻との関係が素敵です。

  • 他の役者さんの芝居を見ていて、人はなんで演技になると、リアリティーが急に無くなるのだろうと考えた。嘘がつけないのか、純粋な人なのか、きっと凄くいい人なんだろうなと思った。
    (P.171)

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