- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900430358
感想・レビュー・書評
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弁護士として輝かしい成功を手にしたジェニファー。しかし報われぬ恋を越えて窮地に陥った彼女を救ったのは……。
う~む、こうなってしまったか、という下巻の始まり。転落していく主人公の魅力が半減してしまうのが物悲しい。ページ数あとこれだけしかないけど、いつ幸せになるの?ちゃんと終わるの?と焦るほど怒涛の展開が続き、最後まで息をつかせない。アダムの状況と関係性や、ジェニファーの性格とこれまでの生き方を考えると、自分はあのラストに納得したが、唐突で想像の余地を残した終わり方は好みが分かれるかも。愛すべきジェニファーの仲間たちのその後も気になる。しかし英語教材の広告懐かしいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
弁護士として華々しい活躍を
見せていたジェニファーだったが、
ある被告人に裏切られたことを皮切りに、
次第にマフィアの深みへと嵌っていく。
上巻のサクセスストーリーから一転、
不幸やすれ違いの止まぬ悲しい連鎖に、
予測する間も無く、一気に読了。
時に守ろうとした人間に
裏切られたり、逆恨みされたりする弁護士。
仕事のモチベーションとなりうる動機が
仇となって返ってきたとき、
弁護士であり続けることの難しさを考えさせられる。
マフィアに加担する言い訳が出来てしまった後半、
ジェニファーの自己擁護の詭弁に、
見限りたくも、突き放せないのは
ケンも同じ気持ちなのだろう。
光と闇、両極端の男に翻弄されるように、
くっきりと明暗が分かれた上巻下巻だった。 -
ケッ、洋モノなんぞ性に合わん!
って思いつつ、友人のススメで読んだところ、過去最高に感動!夜中に大号泣!!
(上)に一週間かかり、(下)は一晩で読んでしまったとゆう本でした(←一体どんだけハマッたんだ^^;) -
よしかずさんの本。後半は主人公にとって不幸な出来事があって、最後はともかく全体的に悲しい展開。