小説ドラゴンクエスト 下 (エニックス文庫 35)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 81
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900527751

感想・レビュー・書評

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  • 上巻に続き物語はクライマックスからスタート!

    次から次へと襲ってくる六魔将!

    ガルチラと魔界童子の因縁?

    ローラ姫の正体!?

    そして竜王VS勇者アレフ


    久しぶりにドラゴンクエストIをプレイしてみたくなりました!

    少し置いて次はDQⅡを読もうと思います。

  • ローラ姫、ドムドーラ、ゴーレムと、原作の大事な部分に差し掛かる下巻でしたので、どう表現されるのか期待していました。いい意味で期待を裏切るストーリー展開、楽しめました。

    全体的に設定重視の描写が多く、物語がやや淡々と進む点は少し気になりました。
    ただ、難しい題材を原作の良さを損なうことなく仕上がった作品として十分なものだと思います。

    引き続き、ドラクエ2に挑みます!

  • ゲームとは違った仕掛けが面白いです。ローラとガルチラと三人で宿に泊まるエピソードとか。そういえば、他のノベライズでもこの作者さんのヒロイン、髪を切るんだよな〜とか思ったり。後は竜王を倒した後、光の玉を手にした時の白昼夢が好きです。やっぱり、不死鳥ラーミアはロトシリーズ好きとしては特別なわけで。大鷲の飛翔も爽快でした。

  • 竜王の最期の眼差しが、妙に印象に残ってる…。

  • 高屋敷英夫氏による初代ドラゴンクエストのノベライズ作品。
    「小説ではなく脚本」「オリジナル要素が主張しすぎ」などといわれることがあり、確かに描写はかなりあっさりしているが、探索と戦闘シーンが大半である初期のCRPGをうまく小説という媒体に落とし込んだという印象。プレイヤーの想像力に委ねる部分が大きかった時代のゲームのノベライズとしては良作であると思う。
    (特に、「魔王軍はなぜ勇者が弱いうちに襲ってこないのか」というメタな疑問と滅ぼされたドムドーラの町を結びつけて、原作ではロトの血を引く若者という以外に背景設定を持たなかった主人公の出生の設定を付け加え、さらにそこに東方三賢人的な人物を絡ませていくつかの重要アイテム入手へのヒントとしているところは、とても良いアレンジではないだろうか)
    オリジナルキャラクターであるガルチラも、幾度となく主人公のピンチを救うおいしい役どころではあるものの、旅慣れない主人公を手助けし、最終決戦の場を目前に退場する師匠ポジションと思えば、そこまで「主張しすぎ」とは感じない。
    全体を通して王道的な登場人物と展開。そこに懐かしさも加わって、とても楽しめた。

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