90分でわかるアインシュタイン

著者 : ポール・ストラザーン 浅見昇吾

• ネオテリック (1999年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kasaharapapaさんの感想 · 2018年7月20日]

何故かわからないが、そのアインシュタインが現実に疎いぼんやりした人間だと思われている。けれども、本当のアインシュタインは野望的な男だった。自分が類稀な才能を持っている事を十分に自覚していた 大きなスケールで考えれば、時間と空間は相対的である。光の速さだけが変わらず、一定である 素敵な女の子を誘惑しているときなら、1時間が1秒のように思われるだろう。熱いストーブの上に座っている時なら、一秒が1時間のように思われるだろう。これが相対性である

[kchさんの感想 · 2013年12月5日]

ある程度のリテラシーがないと90分では分からない！

[niaopinさんの感想 · 2013年5月26日]

偉大な物理学者としてだけでない、アインシュタインの人としての側面が興味深い。
読んでいて、なんだか生きる勇気のようなもの、自分に優しくしてみよう、という気持ちが起こる本。

[空飛ぶ本棚さんの感想 · 2010年2月14日]

大人のための偉人伝。
平易な言葉で相対性理論について説明されているので、なんとなくわかったような気になってしまう。

著者プロフィール

ロンドンに生まれる。ダブリンのトリニティ・カレッジで物理学・化学を学んだあと哲学に転向。作家としてのキャリアも長く、小説、歴史書、旅行記など数々の著作があり、サマーセット・モーム賞なども受賞している。数学、哲学、イタリア現代詩と様々な分野にわたって、大学で教鞭をとったこともある。「90分でわかる哲学者」シリーズはイギリスでベストセラーになり、多くの国で翻訳されている。哲学者シリーズの他に科学者や医学者を扱ったシリーズも刊行されている。

「2015年 『９０分でわかるハイデガー』 で使われていた紹介文から引用しています。」