それでも仕事は「好き!」で選べ (Nanaブックス)
- ナナ・コーポレート・コミュニケーション (2009年7月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901491921
作品紹介・あらすじ
「好き」に向かって動けばあらゆる問題がクリアになる!4つの力と5つの原則で人生を変える。
感想・レビュー・書評
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仕事がまるで面白くない、給料が上がらないからやる気にならない、もう辞めたいのだけど不景気だから・・・そんな若いビジネスマンの悩みを解消するには、結局、本当に「好き」なことを仕事にするしかない!どうすれば「好き」な仕事がわかるのか、どうやったら「好き」な仕事に就けるのか、結局「好き」な仕事なんて目指せないのでは?といった悩みや疑問を解消する1冊。
著者の経歴がおもしろい。大学卒業後はリクルートへ入社。人事部人事課長、広報室広報課長を経て「週刊ビーイング」「就職ジャーナル」編集長に。転職して映画プロデューサーとして活躍した後、キネマ旬報社代表取締役専務になる。
輝かしい経歴を持っているが、著者に特別な才能があったわけではなく、地道な努力の積み重ねや人の縁によってここまで導かれてきたそうだ。そんな著者の実体験や、仕事を通じて出合った多くの人物の経験がもとになっているので、この本はわかりやすくてかなり説得力があった。
「趣味は仕事にしないほうがよい」という言葉があるが、本当にそうだろうか。できれば働き続けたいと思う私にとって、仕事は人生の大部分を占めるものになる。その大部分が自分が心から好きだと思えるものならば、人生はとても楽しくて素晴らしいものになるのではないだろうか。この本を読んで、その憧れが現実へぐんと近づいた。未来の自分が笑顔でいるために、今できることをやってみよう。少しずつでも前へ進もう!そんな前向きな気持ちになり、やる気が出てくる本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前向きになれた。
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自分の好きな道に行くか、社会的に安定した道に行くか迷っている就活生です。
でてくる方々はもともとかなり優秀な方ばかりではないかと思ったので、鵜呑みしないように気をつけながら読みました。
「やっておけばよかった人生、やっておいてよかった人生」
私のモットーのやらない後悔よりやる後悔、を思い出させられました。
とはいえ、人生を送るには経済的な安定も必要で、全員が好きを仕事にできるわけではないと、この本を読んだ今でも思っています。
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◆転職に迷った時に。
なぜ好きという感情を優先したほうがいいかという前置きから始まっている。コピーライターの道に進むきっかけとなってくれた本です。 -
変わらずに生きていくためには、
自分がかわらなければならない -
また読み直そうと思いました。
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自分が引かれたキーワードを羅列。
■「現実は甘くない」は「やらなかった」言い訳
■特別だと思っていた知識量が、別の場所では…
■もしどんな仕事でも成功するとしたら何をするかを考えてみる
■もしあと1年しか仕事ができないとしたら何をするかを考えてみる
■とにかくまずは、自分もやってみる。
■仕事のための「4つの力」と「5つの原則」
などなど。
作者の実体験を踏まえた地に足のついた自己啓発本。
好きな仕事をするという夢を、ただきれい事で終わらせずに、好きな仕事に至るための遠回りも道なのだと論ずる点が印象深い。
読後感がよかった。 -
私自身、今好きなことを仕事にしていると思ってはいるが、この本を読んでみて、改めて現在の仕事(のやり方)について考えるいい機会になった。
特に心に残ったのは「好きなことを仕事にしている自分の姿を具体的にイメージすること」「人生に無駄なことなどない。決して目の前の仕事から手を抜かない」という点だ。
さらに、この本のメインである「好きなことを仕事にしている人に共通する4つの力」は必読。
1.楽天力
2.関係構築力
3.継続力
4.目標設定力