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- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901904001
感想・レビュー・書評
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人間の進化を遡ると、手足はなくなり、背骨で動く魚にたどり着く。
魚は背骨の動きだけで、猛烈なスピードで泳ぎ、水圧にも負けず、急激な方向転換もする。
背骨で動く力は想像以上に強大であるはずが、人間は手足が使えるようになった分、かつての動物的な身体の使い方を忘れてしまった。
背骨だけでなく、いかに身体をバラバラに動かせるか。
そして、それをいかに連動させることができるかが、究極の身体動作へのキーである。
そんなお話です。読み応え十分すぎて、疲れました。
感覚的なお話なので、動きの違いを経験したことのない人には、全く理解できないかもしれません。
個人的には、非常に面白く読むことができました。
身体動作に興味がある人は、読んでみるといいかもしれません。
たくさんのヒントが詰まっています。
若い頃、フルコンタクトKARATEという雑誌に高岡氏の連載がありましたが、文字ばかりで読みとばしていたことを思い出しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の提唱する身体意識構造システムと独自の概念を、暫定的にでもふまえたうえで読む本としては、最も面白い。
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