- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902088663
作品紹介・あらすじ
ギャンブルに株式相場、天気予報、結婚相手探しにいたるまで、「確率」は生活に深く根づいています。確率の力を駆使すれば、偶然としか思えない出来事も説明できるのです。本書では身近な例を挙げながら、人気数学者が分かりやすく「偶然」にまつわる謎を解き明かします。
感想・レビュー・書評
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“確率”についてガッツリとした内容ではなく、どちらかというと日常をテーマにした気楽に読める内容の本。
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アクゼルによる、確率についてのやさしい読み物。日常において確率が現れる様々な場面を通して、確率についてかなり平易に語っている。ゲーム、株式市場、ギャンブルなど。同じ誕生日の人がいる確率が通常思われるよりも高いという有名な話もある。
数学的な内容としては確率の和や積、独立事象という考え方、標準偏差とガウス分布、ベイズの定理など。だいたい把握している事柄が多く、自分にとって新しい事柄はあまりなかった。とはいえ、語り口のうまさはさすがアクゼルである。 -
確率論の基本的な部分の解説書。入門書としてはいいかもしれない。
練習問題がついているのは珍しいかも。 -
割と真面目に数学の確立。
誕生日のペアがいる可能性とか、モンティ・パイソン問題とか。
基礎の基礎から始まるし、最後にはまとめの問題もあるから結構幅広く楽しめるんじゃないかな。 -
確率に関して誤解していることが多々ありました。読みやすく書いてありとても面白かったです。
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統計学の読み物本。身近にある事例について、その確率を統計学を用いて考えるとう内容。「ある集団のなかで同じ誕生日の人が集まる確率」等々の事例を説明しているが、いずれも考えれば別に分かる。と言った程度の内容であり、大して楽しくなかった。同じような部類の本では、「統計学でリスクと向き合う―あなたの数字の読み方は確かか」宮川公男著の方がはるかに面白い。
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確率を一般に起こっている事象に当てはめて、きわめて明快かつわかりやすくかかれています。
ちょっと確率に疑問を持ったときに手に取る一冊といえます。
特に第7章の「酔っぱらいの歩き方と賭博社破産の法則」は特定の人に見せてあげたいです。 -
雑誌の書評を見て、注文買いしました。一つのクラスに同じ誕生日の人がいる確率は…?
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確率と統計の基礎を学ぶには大変役立つ本でした。