ドラッカーの講義(1991-2003) ~マネジメント・経済・未来について話そう~
- アチーブメント出版 (2010年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902222951
感想・レビュー・書評
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かなり日本の例が出てくる。
自分自身を知って経営していかないといけないというのはたしかにそうだろう。そのあまりの人生の選択肢の多さに放心状態になっている人間が多数いる世の中なのだ。
話し方は平易だが、言っていることはかなり深い。
頭がいいひとなんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最高の経営学者の一人、P.F.ドラッカー。自己管理、ボランティアの重要性、企業の実践と成果に集中する必要性など、様々なテーマで彼が行った講義の数々を紹介する。著作とは違ったドラッカーの考えや特徴について、時系列に沿って包括的に理解できる。
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基本的には原作至上主義なので、例えばもしドラが流行っても、もしドラを読むのではなく普通にマネジメントを読むのが自分の性格だったりする。
でもドラッカーに関しては、マネジメントをいきなり読むには敷居が高い気がして、話し言葉で書かれたこの書籍を先に選んだ。(ただ、内容については大手術をした、と前書きにはあるが)
大手術を経ているとはいえ、やはり生に近い感覚はあると思うし、より身近に感じられた気がする。
確かに体系的に理解できるかというと、そうではなくて、ドラッカーの考え方を漠然と、大まかに把握した感じだけれど、入門としてはとっつきやすかったように思う。 -
特別新しい気付きを得られた訳ではないのだけれど、なんだか元気をもらえた。良書。
これはやっぱ、ドラッカー先生のその真摯な生き方が、そのリアルな講義の言葉の中ににじみ出てて、前編を通して人柄と姿勢の良さが貫かれてて、それが伝わってくるからだろうなぁ。
つまり、愛を感じるってことだナ。