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- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902225693
作品紹介・あらすじ
「聖域」を作り、問いかけを拒む「中央」の権力と、その権力によって差別され、犠牲にされる「周辺」化された地域。こうした日本の近代的発展の構造が顕著に見られるのが、安保におけるオキナワであり、原発におけるフクシマである。差別と利権と惰性により守られた「聖域」の壁を打ち崩し、すべての命を尊重する社会を実現しない限り、大震災からの復興も、主権国家としての持続的発展もあり得ない。社会科学者であり、軍隊経験者である筆者が、差別と排除を生み出す強者の支配から、信頼と協力と包摂に支えられた共生の世界への道を探る。
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