- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903063416
感想・レビュー・書評
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サイエンス
トンデモ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
反ニセ科学の教科書的な本。波動水やマイナスイオンから反相対論やアポロ嘘説までもカバーしている。ニセ科学に引っかかったかな?と思ったら、この本に目を通すと、確認のための手法が見いだせることと思う。
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-http://naokis.doorblog.jp/archives/pseudo_science.html【書評】『ニセ科学を10倍楽しむ本』〜血液型性格診断はウソ、ベストセラーが正しいとは限らない
-http://naokis.doorblog.jp/archives/51942113.html【朝活読書サロン】読書会は選書手段。紹介された本が読みたい本ばかりで困った。(2016年1月7日)
<目次>
第1章 水は字が読める?
第2章 ゲームをやりすぎると「ゲーム脳」になる?
第3章 有害食品、買ってはいけない?
第4章 血液型で性格がわかる?
第5章 動物や雲が地震を予知する?
第6章 2012年、地球は滅亡する?
第7章 アポロは月に行っていない?
第8章 こんなにあるぞ、ニセ科学
エピローグ 疑う心を大切に
ニセ科学ガイド〜あとがきに代えて〜
<ほかのニセ科学>
マイナスイオン
ゲルマニウム
トルマリン
永久機関
ホメオパシー
9.11テロ陰謀論
人類創造論(進化論の否定)
<ニセ科学にひっかからないための10か条>
話の出どころを確認する。
誰が言っているのかを調べる
キーワードに注目する
反論に目を通す
数字に注目する
理屈で考えてみる
実験をやってみる
自分の目を疑う
願望と事実を区別する
正しい科学知識を身につける
<風評被害をまき散らすニセ科学書>
『水からの伝言』江本勝
『ゲーム脳の恐怖』日大教授 森昭雄
『買ってはいけない』 船瀬俊介、三好基晴・渡辺雄二・山中登志子
『血液型でわかる相性』 能見 正比古
『動物は警告する!―地震予知読本』 弘原海 清(わだつみ きよし)
2015.05.29 http://mediamarker.net/u/naokis/?asin=4334036449『もうダマされないための「科学」講義』を読了後、「ニセ科学」を検索したら、本書がヒットした。予約。
2015.12.22 読了 -
¥
mmsn01-
【要約】
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【ノート】
・新書がベスト -
サイエンス
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それほどでもないか
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インテリジェント・デザインに関していかにその説がアホかを解く。
いいんだけど、こっちの「網膜の上に視神経」は『神は沈黙せず』でもやってほしかったなぁと。
他、トンデモさんの「どうあっても自分の説に都合の悪いものは見ないぞ」といふ事例を、具体的に挙げる。うわぁあ。 -
水からの伝言や、血液型性格診断、アポロ捏造説など、著名なニセ化学や陰謀論の話を、お父さんと娘の会話形式でわかりやすく紹介し、そして解説をしている。
おおまかには知っていたけど、しっかり解説してくれているので、非常にわかりやすい。
個人的に気に入ったセリフが、
「科学は間違うが、ニセ科学は間違わない」
というもの。
科学は検証、反証に対しオープンであり、定説がひっくり返ることも多いが、ニセ科学は間違いを認めようとしない、という点が印象的だった。
ただ、若干ニセ科学信者に対する小馬鹿にした言い方が鼻につくかな、とは思った。
まあ、この人の本はそんな感じが多いけど……。
子供にも読ませたいジャンルの本だけど、あまり積極的には進めたくない、そんな困った本でした。 -
世の中にはひどいデタラメを言う人がいることがわかる。同時にそれを鵜呑みにしてしまう人の多さも。
厄介なのは悪意を持って騙そうとしている人ばかりではないことだろう。
彼らは彼らなりに根拠を持って信じている。
ただその根拠が劣悪な欠陥品というだけで。
本書を読むとそれがよくわかる。
ニセ科学に引っかからないための注意点も載っているので、参考にして見抜けるようにしたい。 -
巷にあふれるニセ科学を一刀両断、といった感じでしょうか。そこまで目くじら立てることもないような気もするが、あまりに酷いのに多くの人が信じてしまっているようなことを正すことは必要かもしれない。ニセ科学に対する著者の反論で、定量的な数値的な議論はいいけども、「学会で誰も認めていない」的な多少権威主義的な部分はどうかな、とも思います。