- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903908151
感想・レビュー・書評
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中ノ巻、下ノ巻がないのが残念!!出してケロ!走りながら、散歩しながら、古事記を聞けていいです。
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オーディブルにて。本人による情感にこもった吹き込みや法螺貝がお見事。
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「古事記」の神話編を作者の語りおろしの形で現代語訳した本。叙事詩のようにすらすらと頭に入ってきて、物語を想像しながら気軽に読めた。
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古事記や日本神話を知るとっかかりとしてピッタリな一冊。宗教学者であり、フリーランス神主、神道ソングライターでもある著者が、古事記をかみ砕いてわかりやすく壮大な物語に仕立てています。「マンガで読む~」的な本よりよっぽど読みやすくて良いわ。それこそ少年マンガやゲームの中に、日本神話をモチーフとしたキャラクターやアイテム、設定は数えきれないくらい出てくるけど、古事記はそうしたジャパニーズファンタジーの文字通り原点なわけで、ルーツを知りたくなる人も多いはず。でも古事記をそのまま読むのはかなりしんどいし…という場合もこれ一冊で解決です。この本を読んで、もっと知りたくなったら難しい書籍など読んでみたりと、好奇心を刺激される人も多いんじゃなかろうか。レイアウトや装丁も良いし、文字組などユーザビリティ、デザインにも優れていているのがまたうれしいですね。
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読みやすかった。詩みたい。
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「古事記」の名前は知っているが読んだことがない。
興味はあるけれど古典苦手だし…
そんな人はとりあえずこれを読んでほしい。
詩のような文体で書かれたこの本。
さらっと読み流すだけでも楽しく、
初心者にうってつけといえる。
装丁も美しく1冊持っていて損はないはず。 -
2014.10.3 読了。『日本古典文学論』ガイダンスで、古事記を扱ったので手に取った。古事記の内容を簡単にさらうのに良い。「超訳」とあるように、原文に忠実ではない。一部日本書紀を参考にした部分もある。本書は著者が語った言葉を文字に起こして作ったそう。つまり、正確さには欠ける。それでも、現在古事記という物語が語りによって口承されるならば、このような形になることは十分ありえるだろう。なにより、内容を知りたくても難しいそうで敬遠していた人でも、予備知識なしで、古事記の世界の一端を感じることができる点が本書の1番の特徴である。日本昔話を見ているようで、平易で面白かった。色々な古事記関連の本を読んで、少しずつ古事記の内容を定着させようと思う。
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某先生が古事記についてよくお話をされるので、興味本位で読んでみた。
なかなか易しいことばで詩みたいに綴られてて読みやすかった。
日本の神様適当だなあ(笑) -
とても美しい本です。
ミシマ社の本は、芸術的だと思います。