ドンマイ ドンマイッ! ―プロレスラー三沢からのメッセージ

著者 :
  • ミシマ社
3.33
  • (2)
  • (3)
  • (4)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 37
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903908199

作品紹介・あらすじ

プロレスラーとして、社長として、一人の人間として――。
満身創痍になりながら、ぼくらに残してくれた、お茶目で愛しい言葉たち!
笑えて、泣けて、ぐっとくる!!

「三沢選手からのあたたかく力強い“魂の励まし”を受け取ってくれることを願ってやみません」(特別発行人 香山リカ)

毎日小さな壁にぶつかったり、大きな悩みを抱えて頑張っている人たちに、プロレスを観て少しでも前向きな気持ちになってもらいたいと願って、できる限りいろいろな場所にお邪魔して試合をしています。自分たちにできることは小さなことかもしれませんが、“プロレスを観て頑張ろうという気持ちになった”そんな声を届けていただくたびに、自分たちにとっても大きな励みとなります。
辛くなったとき、落ち込んだとき、この言葉を思い出してください。“ドンマイ ドンマイッ(^ー^)”(最後の日記より)

「1日1日、そして1試合1試合を一生懸命しているうちに“ああ、もう5年か”という感じです」(2005・12・30)
「熱が下がらなくて咳が止まらなかったのですが、何とか頑張って試合をしました」(2006・9・15)
「どうせやらなきゃいけないなら、中途半端よりも一生懸命やったほうがいい良いよねp(^ ^)q」(2007・4・7)
「ちょっと辛い時代ではありますが、ノアの選手は皆、前向きな気持ちで頑張っていきます」(2009・1・1)

――2005年11月から2009年1月1日まで、体をはった戦いの日々のなかで、三沢自らが綴った渾身の85の日記。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ノアの携帯サイトで連載していたブログを書籍化したもの。
    プロレスラーとして社長として慕われ信頼されていたのがよくわかります。
    遺された言葉達が人柄を伝えてくれています

  • 三沢光晴という人の魅力が伝わる一冊だとは思う。

    ただ三沢さんが亡くなってすぐに退団してしまった選手の名前が頻繁に出てくるため、やるせない気持ちやモヤモヤとした気持ちが湧いてきて素直に楽しめなくなってしまった。申し訳ない。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    レスラーとして、社長として、一人の人間として―。満身創痍になりながら、ぼくらに残してくれた、お茶目で優しい言葉たち。三沢光晴本人による2005年11月から2009年1月1日までの85日分の日記。

  • 三沢光晴・・・<br /><br />本人がファンサイト向けに書いた交換日記的なものをまとめた本。<br /><br />プロレスをあまり知らず、三沢のファンでもない人が読むと、ただの日記。<br />内輪ねたがあまりにも多いので、ほほえましいのかどうかさえわからない。<br /><br />特別発行人の香山リカは、「ファンじゃない人にこそ読んでほしい」というようなことを言っていたが、正直ファン以外が読んでもなんにも迫ってくるものはない。<br />強いて言うなら首周辺の怪我の話は、やっぱりつらかったんだなーと思えるが、三沢自身がシャイガイなので、あまり怪我についてごちゃごちゃ言わないため、意外にガツンとこない。<br /><br />なんだか残念。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1962年6月18日北海道夕張市まれ、埼玉県越谷市にて育つ。学生時代にアマチュアレスリングを経験し、国体で優勝。高校卒業後は全日本プロレスに入門。入門からわずか5カ月でデビュー戦のリングに上がるなど早くから頭角を現し、その後は全日本プロレスが管理する全ての王座を獲得。田上明、小橋建太(当時:健太)、川田利明と共に一大ブームとなった四天王時代を築き日本マット界のエースに。決して妥協を許さないファイトスタイルを貫き、激しい試合を繰り広げる。その後2000年7月、理想のプロレスを目指してプロレスリング・ノアを設立。プロレス界に新たな流れを生んだ。2000年8月の旗揚げ戦では選手自身に自由な発想と強い信念をもってほしいとの思いから、「自由と信念」をキャッチフレーズに掲げる。その後一環して選手の意思を尊重すると同時に、所属選手・社員の健康診断を義務づけることで選手の体調管理を徹底するなど、環境整備にも尽力した。
2009年6月13日広島大会試合後に急逝。

・初代、第5代、第11代GHCヘビー級王者。
・2007年プロレス大賞最優秀選手賞受賞。

著書に『理想主義者』(ランダムハウス講談社文庫)などがある。

「2010年 『ドンマイ ドンマイッ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三沢光晴の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×