平安貴族の結婚・愛情・性愛: 多妻制社会の男と女

著者 :
  • 青簡舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903996196

作品紹介・あらすじ

一夫多妻制の問題、人間の性と好奇心、結婚制度と社会組織-源氏物語や和泉式部日記、男性たちの日常生活を記述した漢文日記などを資料としながら、できるだけ具体的に述べてみたい。人間の未来を探るこころみ。

感想・レビュー・書評

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  • 雅なイメージのある平安貴族たちの恋愛の形は、今日の私たちとは少し違っていたようです。恋愛を通じて平安貴族の世界に思いをはせてみませんか?

    ◇お茶の水女子大学OPAC
    http://www.lib.ocha.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA91700406

  • 文章の書き方はわかりやすかったし筆者の考察は面白かった。

    だけど長いので読むのにひたすら時間がかかる(/--)/

    増田氏は光と藤壺には桐壺帝に対する「倫理的反省はなく、ばれたら自分の身はどうなるかという本能的恐怖」と言ってるけど私はそれはさすがにどうなんかな、って思う。
    柏木女三の宮カプについてもそう言ってるけど、う〜ん(´Д`)
    やっぱり現代人の感覚なんかな。
    史実の具体例から読みとくと納得はするけど、やっぱり多少の倫理的反省はあると思うよ。

    平安時代の結婚制度について詳しく書かれてるのはよかったな。「妻」という立場とかね。

    平安時代ってやっぱり複雑やわ。

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