一九二五年、京都市生まれ。祖父の鼓堂、父の脩吉、能楽幸流小鼓方十六世宗家の幸祥光に師事。十歳で『小鍛冶』で初舞台。十三歳で『紅葉狩』で小鼓を初めて勤める。『檜垣』『姨捨』など最高奥義の曲を全て勤める。一九九八年、重要無形文化財 個人指定(人間国宝)。二〇〇三年、京都府文化賞特別功労賞など多数受賞。 「2014年 『継ぐこと・伝えること』 で使われていた紹介文から引用しています。」