- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904336915
作品紹介・あらすじ
野党衰退の最大の原因は、「素人」の目線がごそっと抜け落ちてしまったことではないかと思う。無謀だ、バカだといろいろと言われながらも「素人」が政治の世界で悪戦苦闘した記録。民主党、維新から出馬した外科医が見た政治のウラ側。
感想・レビュー・書評
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選挙って、政治って、大変なんだなって。
当選しなきゃ何もできないし、当選するためには主張とか議論とか言ってる場合じゃない。
なんだかなあ。それが民主主義の制度と言いながら、やっぱりヨーロッパなんかとは心意気が違う。選ぶ方も含めて。
ただ、野党が勝てない理由はわかんなかった。
金がかかる組織がいる、公認なしはしんどいことはよく判ったけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
握手できる相手は人形でもしろ。電柱にも頭を下げろ。
資金管理団体と後援会の設立が最初・
選挙運動の戸別訪問禁止も、親しい相手なら問題ないというのが選挙管理委員会の見解・
ある議員は仏教系ではさっと数珠を取り出してナムナムと言い、その後キリスト教系に行けばさっと十字架を取り出す。「政治家はこれだよ」。
夜は暴力団員と会食する地方議員はけっこういるらしい。
選挙事務所に応援にきた有権者にペットボトルのお茶をだすのは公職選挙法違反。お茶は、急須に茶葉を入れて出すべき。
握手の作法:前の人とは目を離さず、手だけを隣の人へ向けて、少しずつ横にずれていく。
補選は憲法7条の天皇の国事行為ではないので、公示ではなく、告示。
ウグイス嬢のギャラは一日上限一五〇〇〇円。
ウグイス嬢や選挙カーの運転手はビラ配りはだめ。
夜8時を過ぎても、地声での演説はOK。
ウグイス嬢で最も大切なのは、有権者のその場のリアクションを拾ってマイクで伝えること「今、○○している方から応援いただきました、ありがとうございます」
政見放送は言論の自由のため、ピーは絶対入らない。