- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904507834
感想・レビュー・書評
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こういう本(仏教系?)
はじめて手にとりましたが
うん 面白い
自分は普段から思ってることがあって
【本当にバカな人って、自分のバカさを知らない人】って持論があるんですが
仏教も全く同じ発想
バカは人間の中の一部であり
誰でもバカなんだ
ただその【自分のバカに気づく能力すらない】人が殆どであり
そもそもバカだから人間の記憶力も全員曖昧でしかない
そして そのバカとは何か?について
分かりやすく説明してあり
かなり納得できるし
なんだったら、それがわかれば自分の感情もかなりコントロール出来る
しかも それが出来るようになったら
お馬鹿な人を見たら 哀れみを感じ
なんかさらに優しくなれる気がする(笑)
※だから結局話が変わるけど、俺が何を言いたいかって言うと…
【昨日 猫の里親に応募したけど、飼い主として選ばれるかドキドキしているよ!】って事!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉は易しくてスラスラ読めるけど、内容は重くて難しい。
スマナサーラ本をいくつか読んだけれど、中でもお釈迦様の説法の広範な部分を紹介している本だと思う。
繰り返し読む必要がある。 -
良書。
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仏教の考え方が書いてある、ということだったので手に取ったが、難しかった・・・
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自分の会社の社長から回ってきた本。
仏教の考えに基づいた、何故人はバカ(無智)なのか、という話。
宗教は真理を説こうとするから
「これはこうなのだ」という書かれ方をすると、
うーむ(汗)となってしまうけれど、
それでも自分なりに読み取ったことは、以下の通り。
無智は感情を心にぴったり接着させる。
無智の強弱で、怒りや欲といった感情が強いか弱いかが決まる。
無智とは物事について客観的に、冷静に判断できない状態。
無智を防ぐにはどうすればよいか。
それは如理作為(にょりさい、ありのままにデータを丁寧に入れて認識する心の働き)を働かせること。主観で認識しない。
「自分はあの人にこう思われているかも」とか
「あの人が自分のことをああ言っていたらしい」とかいった類いの話で、心穏やかではなくなっている人がいるが、
もちろん自分もよそのうちのひとりだったりするが、
大方、自分の思い込みで悪い方に捉えていたりする。
つまり、ありのままに物事を捉えていないから
冷静に判断できずに、負の感情が強くなって
心がどんどんそれに捕われてしまう。
それがバカ(無智)ということ。
...めちゃくちゃ自分に思い当たる(苦笑)
そして時々、そういう自分の状態を
「わたしバカよね、おバカさんよね。。。」と思ったりもする。
無智なのかそうでもないのか、さてはて(笑) -
養老先生の出番がなかったのが非常に残念。
内容は期待していたが、他著の似たようなことになっていたのにはガッカリした。 -
スマナサーラ師の本は、「怒らないこと」「怒らないこと2」「くじけないこと」に続いて4冊目になりますかね。
今回のテーマは、「無智」ということと、その状態の打破について。
「怒らないこと」「くじけないこと」よりも、より本質的な教えに近いテーマ設定なのでしょうか。内容を理解しイメージするのに、かなりの集中力が必要でした。
無智であることが常態であり、それはあるがままに現象をとらえることができず、誤った知識と統合することによって、強化、定着してしまう。
それを打破するためには、集中力を磨き、あるがままに現象を見聞きし、意識的に善行を行っていくこと。
というのが、わたしの拙い理解・解釈です。たぶん、もっとたくさんの深いメッセージがあるのでしょうが、今のわたしの頭では、ここまでですw。
うつろいゆく日々の中で、僅かずつでも人間として自分を成長させ、穏やかな心持ちで暮らしたいものです。 -
11/07/14。
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毎度、明晰に語られているけれど、
『ブッダの実践心理学』は少し難しすぎるし、
こちらは軽いので、『お釈迦さまが教えたこと』シリーズの
続きが出ないかな。