- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904702468
作品紹介・あらすじ
成田亨の仕事は「芸術って何だ」という
根源的な問いに肉薄する! ――村上隆(帯より)
ウルトラマン、マイティジャック、ヒューマン、バンキッドから、
モンスター大図鑑、特撮美術、後年の絵画・彫刻まで。
未発表作品、実現しなかった幻の企画案も含む、全515点一挙収録。
感想・レビュー・書評
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もうひとつの画集がプレミアだったので、この本は嬉しい
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40歳〜50歳の方は「怪獣」と聞くと、
ウルトラマンやウルトラセブンを思い
浮かべるでしょう。
またその年代でなくても、小さい子を
持つ親であれば、その子が怪獣に夢中
になっているのを目の当たりにしてい
ると思います。
そのウルトラシリーズの怪獣のデザイン
を担当していたのが成田亨氏です。
各デザインには何からヒントを得て、
その怪獣の外観を思いついたのかの
メモが付いており、これが楽しいです。
例えばバルタン星人はセミから思い
付いたとか。ゴモラ(分かりますか?)
は戦国武将である黒田長政の兜を見て
インスピレーションを得たそうです。
さらに怪獣だけでなく、主役のヒーロー
のウルトラマンやウルトラセブンも
デザインしているそうです。
もはや日本のサブカルチャーの生みの親
と言ってもよい成田亨氏のデザイン集
です。
世界に誇るべき一冊です。 -
日本の特撮における怪獣、宇宙人のデザインの基礎はすべて成田亨氏がつくっていたようだ。ウルトラマンのデザインは試行錯誤し、究極まで単純化したものだった。
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美術
TV -
カネゴンとかバルタン星人くらいしか知らない自分でも楽しめた本、というか画集。怪獣以外の仕事も結構していたとは知らなかった。
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年月を感じさせない怪獣たちの格好いいこと。あのウルトラマンやバルタン星人etc.の生みの親、成田亨氏の作品をぎゅっと詰め込んだ作品集です。知ってる大人は身悶えし(私だけか?)知らない世代でも楽しめる素敵な本。この本のもとになる 昨年開催された作品展は、その作品数や内容においても素晴らしく圧巻でした。
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烏兎の庭 第五部 書評 4.19.15
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/diary/d1504.html#0419 -
恥ずかしながら今ごろ初めて触れたけど、これほど先駆的な存在だったとは。緊張感に満ちたペン画のシャープさ、見るほどに不安になる異質性、大胆な発想、これがこんな早い時期に既に完成していたなんて。今まで自分はどれほどの「文脈」を見落としていたんだろう。
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784904702468