土門拳の昭和

著者 :
制作 : 小西治美 
  • クレヴィス
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本棚登録 : 45
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904845004

感想・レビュー・書評

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  • 20140105
    躍動感あふれる写真を撮る人。人間としてのインパクトやこの人の歴史があらわれている。絵心もある。子に先立たれた父親の背中に心を打たれた。

  • 写真展を見て、構図やピント、光陰といった基本的な部分に感銘を受けました。
    なかには、?というか素通りしたような写真もありはしましたが、昭和の初期の作品とは思えない、というか時代に褪せず「見てよかった」と思える写真展でした。
    で、写真集も買ってしまったと。
    2000円だから安いのでは。
    あ、写真集は、うん、なんか、ちょっと安物っぽい感じがしましたね。
    中の紙面がちょっとざらついてた。。。

    仏像系はピントであったり光陰であったり、なんかすごいなーと思いました。
    ほんと、シンプルにいい。いいものはいい。という印象。

  • 土門拳さんの写真のファンです。

    20代の頃に、仏像鑑賞にはまってしまい、いろんな本・写真集を目にしましたが、とにかく土門拳さんが撮った写真が多かったのです。

    ミューズな浄瑠璃寺 吉祥天を好きになったのも土門さんの写真を見てから。
    中宮寺の弥勒菩薩半跏思惟像も室生寺の十一面観音像も土門さんの写真で知りました。

    憧れの室生寺、3年前に行きました。
    土門さんがとりつかれた場所は、空気がおいしくて、緑の中に五重塔が共存していて。

    仕事の気晴らしで始めたカメラ。始めてもうすぐ1年ですが、着地点のある写真がなかなか撮れないのが切ないです。
    でも、毎日を彩ってくれて、すごくうれしい。
    1周年のこの時期にこの本を読めてよかったです。

    1枚でいいから、呼吸が伝わるような土門さんのような、写真を撮ってみたいなぁ。。。(とても難しい)

    しかしこの本、図書館で借りたけど、とてもお買い得。今度買います。

  • 「花が逃げる 土門拳の描いた花精」
    土門拳記念館

  • 「花が逃げる 土門拳の描いた花精」
    不自由な左手で描いた弱々しい線なのに、その線で描かれる花や果実たちは力強く瑞々しい。

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著者プロフィール

1909年、山形県酒田市生まれ。1935年、日本のグラフ・ジャーナリズムを切り拓いた「日本工房」に入って以来、足かけ45年にわたり、「報道写真家」として激動の日本を記録。「絶対非演出の絶対スナップ」を標榜して、徹底的なリアリズム手法で被写体に迫り、『文楽』『ヒロシマ』『筑豊のこどもたち』『風貌』『古寺巡礼』など不朽の名作を数多く残した日本を代表する写真家である。

「2023年 『土門拳の東寺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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