38歳から絶対やっておくべきこと (Nanaブックス)

著者 :
  • ナナ・コーポレート・コミュニケーション
3.24
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本棚登録 : 146
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904899090

感想・レビュー・書評

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  • 今年(2012年)で39歳になりました。1年遅れではありますが、こういう、今何をすべきか的な書籍は自分の生き方を見直す上で役に立ちます。
    自分は著者のような華々しいキャリアは持っていませんが、自分にしかない経験を積んできたわけですし、それを生かすも殺すもこれからの自分次第、ということになるでしょう。
    ただ、仕事で大きなミスをしてしまった直後でしたので、最初の「いつでも辞表を出せる状態にして仕事に臨む」というのには苦笑せざるを得ませんでした。本書で言うのは、「何でもやれる自由を持った中で今の仕事を選び、今の仕事が自由を得られないのであればいつでも離れるべきだ」という意味に取ったのですが、自分が退職届を携えると「ミスをしたので責任を取って辞めます」になってしまうので。行動は同じでも、意味が全く逆です(笑)。

    大学生との対話の中で、「自由」という言葉の意味が違うのかもしれない、と話しているのが印象的でした。確かに、学生の頃までは宿題を筆頭に様々な義務が与えられ、その義務が免除されるという意味での自由ですが、社会人になると行動は義務ではなく選択肢となり、どの選択肢を選ぶかの自由となっています。その選択肢の数を増やすことが、私たちの生活を豊かにしていくことにつながります。
    といっても、社畜になるな、起業せよ、といった意味ではなく(本書著者も大企業で長年働いていました)、企業勤めであってもその企業に依存した生き方ではなく、ほかの選択肢もとれるようにしておくべきだ、ということです。やり方はいくらでもあるはずですが、それにブレーキをかけているのは、変化を嫌い、将来の不安定の責任を回避する、自分自身です。

    もちろん、金銭的な問題はあります。今の仕事を投げ捨てて、新たなフィールドへ挑戦しようとしても、安定的な収入を得られるかどうか不安で逡巡してしまう、というのは自分もそうですし。
    ですがこれ、批判覚悟でいうと、 (金銭的にも思想的にも)貧しい人の思考回路なんですよね。収入が少ないから少ないなりの考え方しかしないし、結果や成果もそれなりのものにしかなりません。
    本書にもありましたが、先に現実が変わることはないから、考え方を変えていけば行動も変わり、結果もついてきて、考え方次第の収入になる。そして金銭的にも経験的にも蓄えができるので、新たなキャリアを志すことができるようになる。お金持ちにお金が集まっていく構図を指をくわえてみていたり、批判的にとらえる意見も少なくないのですが、収入のある人はそれだけの思考と行動を伴っているので、より収入が上がりやすい、と考えればどうでしょうか。

  • 38歳という微妙であり、重要な年齢での考え方、生き方のヒントが書かれています

  • 今まさに38歳

  • 2016/09/15
    移動中
    年齢をタイトルに関するとその範囲には確実な訴求力がある。とは言え、それをどう捉えるかは結局、あまりに離れた年齢では実感できない気もするし。

  • 2013年読書2冊目。
    うーん、うーん、個人的には参考になんなかった…

    最終的にどう人生を終えたいか。そこから逆算して今自分が何をすべきかを自分自身が本気で考え、愚直に実行すればいいんでしょ。

    何となく人生の指針としての拠り所にしたくてこれまでこの手の"xx歳まで""xx歳から"的な本を色々読んできたけれど、潮時だな。

  • なんとなくそんな気持ちにはなった気もする

  • 20120105

  • やりたいことを見つけ、全力を傾けることこそ「真の自由」と説き、そこに至るために必要な心構えとアクションを紹介します。キャリアの一部を生かしながら新しいことに挑戦していく「掛け算型キャリアステップ」は夢があるなー

  • 数多ある○○歳本の一つ。これらの本は、ターゲットを明確に分かり易くし、成功している。

    その内容はどれもほとんど変わらないが、38歳というところで若干変わっている点もある。

    VISOIN最終的な目標、MISSION会社から与えられる業務、VALUE自分ができること(個性)
    を最大限重ね合わせるようにする。

    富とは、持っているお金の額のことではない。富とは、お金をすべて失った時に残っているもののことである。

    同じ場所に同じ仲間ととどまることは、「成長の停滞」を意味する。

  • 「一点突破 全面展開」でキャリアを考えていく。この年代ではこれに尽きると思った。平均的に何でもできるということではなく、得意な分野・得意なスキルを磨き、「人との違い=価値」を際立たせていく、ことが最も重要であることを自分自身でも業務の中で実感している。疲れた40代ではなく、子供たちに夢を与えられる40代を目指します!

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著者プロフィール

(たなか かずひこ)日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科(通信教育)准教授。


「2022年 『新版 社会人のための社会福祉士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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