知られざる最強の創造エネルギー なぜ性の真実『セクシャルパワー』は封印され続けるのか(超☆きらきら) (超☆きらきら 6)

著者 :
  • ヒカルランド
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905027423

感想・レビュー・書評

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  • この本は、一見からすると「セックス」に関する本に見える。しかし、よく読んでみると、どこでもあるような「セックス」に関する本ではない。肉欲としてのセックスではなく、天地のエネルギーとの一体感を得るための「セックス」についての本である。性欲が抑圧されると、人は攻撃的になる。性に対しておおらかな民族はその日を楽しく過ごす。ポルノが氾濫している背景に、一種の支配が感じられると示唆している。この本は、「セックス」に対する考えを覆す良書である。学校における性教育のあり方についても考えさせられる内容である。生殖のためのセックス教育ではなく、「愛」をもってエネルギーの交歓を楽しむためのものであるという、エネルギー教育という視点がすごい。このような教育を実施できれば、性犯罪やできちゃった結婚も抑えられそうな気がした。また戦争もなくなるのではないか。そう思った。

  • 読了。図書館の妊娠、出産コーナーにあった。スピリチュアル系の本であるが、納得できた。セックスのハウツー本でなく、性についてメディアや世間がどのように扱ってきたか書かれた本である。

  • 世の中がひた隠しにしてきた性のタブーにバッサリと切り込んでいます。

    目からウロコの内容でかなり衝撃を受けました。

    面白かったです。

  • 凄い題名だが、内容的に見るところはあまりない。性の抑圧=攻撃性の発露という単純な図式を今更、という気がする。ただ、パートナーを「お互いによく混じり合い、融け合う性質を持つ相手」と表現する感覚は納得できる。

  • 歴史や現代文化の部分にも切り込み、人間の性のエネルギーの正しいあり方について考えさせられる。
    著者が女性なので女性が対象かと思いきや、これは是非とも男性にも読んでもらいたい。
    実に興味深い本だった。

    長い歴史の中でタブー視された性。「性の主導権は男性で、女性は受け身である」という考え自体が間違っている。
    世界のメジャーな宗教が性を禁じた理由に、為政者が支配するために性のエネルギーという人間本来の力、男女の力の循環を削ぐためだと説く。
    例えば聖書では子孫を残すためのセックスを肯定したが、それ故に現在の射精だけを目的とするセックスに疑問を呈する。
    マヤ文明における性教育を例に挙げ、そして射精を目的とし ないセックスの重要性を見直す事を提唱している。
    男も女も性のエネルギーをコントロールでき、互いにエネルギーを循環させて高めあえることが本当のセックスであるという。
    東洋の思想に残る陰陽、エネルギーの循環はヨガにも通じる。

    また、現代社会の商業、広告に蔓延するセクシャリティは劣等感を煽り、消費を促すためのものにすぎない事を指摘。
    性を教育する際にもそうした情報に頼らない事を求める。
    そのための足掛かりを提案している。性を教える、考える時に不安や明確ではなかった部分が、納得できる。

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著者プロフィール

真実の性の語り部・作家。性と食のカウンセラー・セラピスト。一般社団法人「性・愛・命の学び舎」代表理事。女性医療ネットワーク認定・女性の健康総合アドバイザー。《腸脳快感アンチダイエット》提唱者。早稲田大学法学部卒。2002年より「大人から学び直す本当に幸せな性の奥義」をテーマに講演活動を開始。明るく上品に面白く「まるでお天気の話をするような」「性のイメージがガラリと塗り替わる」語り口が評判を呼び、開催地は全国31都道府県に及ぶ。古今東西の聖なる性と、支配者のマインドコントロールの歴史に精通し、生命力を高めるエネルギー交流としての性を体感するためのボディメソッド《磁愛オキシトシン・タッチケア》《骨盤底筋エナジービクス》なども多数開発。セックスレス、妊活、婚活、出会い、性暴力トラウマ、婚外恋愛など、大勢の悩める人々の問題を根本解決に導いてきた。主な著書は、『ダイエットやめたらヤセちゃった』『太らない人のヒミツ──腸で考え・脳で感じて・美力めざめる』(いずれも彩雲出版)、『愛し愛される力が開花する「ちつ力」メソッド』(大和出版)、『あなたが目覚める愛と性のギフト』(徳間書店)ほか。

「2021年 『親子で学ぶ「幸せな性」と命のお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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