日本の再生

著者 :
  • 青志社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905042327

作品紹介・あらすじ

国家の病巣を断罪した名著『日本の独立』から1年。「知られざる真実」を告発し続ける孤高の政治経済学者が描く、「真の日本経済復興プラン」。

感想・レビュー・書評

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  • サブタイトルに
    機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却とあるが、

    日本は、外貨資産としてアメリカドルを買っている。
    それが今は円高だからその為替差損が増える一方。

    そして国内では財政赤字だとあおり立てるマスコミによって
    イメージつけられていて増税するしかないような雰囲気。

    それもこれも、自分の利権、特権、はたまた天下りをしようと(というかしている)官僚、財務省が牛耳っているこの日本国内の財政事情。

    自分のことだけを守ればよくて、この度の震災で被害を被った人たちへの救済もしているようでしていない。お金を使っていない。

    なんでそんな人たちがやっているのだろうか?

  • 原発事故をめぐって。あの事故は人為的なものだった、といわれる理由がわかりました。経済優先で氷を踏むようなことをしてきたのだと。快適な日常を経験してしまったわたしたちは電力のない世界に戻ることはできないでしょう。でもやっぱり原発はもう駄目だよ。政治家って人を困らせるために仕事をしているわけではないと思う。でも困っている人が見えない。見て見ぬふりとも違って見えないんだろうね。

    儲けたい誰か、も人を困らせたくてやっているわけではないだろうけど以下同文。

    儲けたくて人のためになりたい人がこれから増えることを望む。

  • 究極の経済政策である完全雇用を無視し、宗主国米国に指令に従い、ひたすら上納金と国内市場を献上する財務省。
    官僚利権の根絶なしに増税論議はありえない。
    日本の財政事情は残高ベースで言えば危機的な情況にあるとは言えない。
    情況がよくないと不安を煽ることが財務省の力を強くする。
    対米属国の経済政策からの脱却をするには。

  • 2012/02/28:読了
     日本の仕組みは機能不全なんだろうなぁ。
     ただ、日本だけで自由に何かできない...
     というのをどうにかせんと...
    2012/06/30:二度目

  • 財務省、旧大蔵省に身を置いた筆者だからこそ言える、財務官僚の体質。

    お金と権力、そして検察・法務官僚のための利益が日本を牛耳る。

    庶民のための政治がなされず、省益のために莫大な税金が浪費される構図が明らかにされる。

    民主党は、以前の自民党よりも構造改革路線派が多かった。

    今後の日本の将来は?、もっともっと国民もしっかりと政治にコミット綿としていかねば!

  • なんだか ショックです。
    官僚や政治家やマスコミが 本来あるべき姿に、良心に照らしてたち戻って欲しいです。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役、政策連合(オールジャパン平和と共生)運営委員。事実無根の冤罪事案による人物破壊工作にひるむことなく言論活動を継続。人気政治ブログ&メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」を発行。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。『現代日本経済政策論』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)、『アベノリスク』(講談社)、『国家はいつも嘘をつく』(祥伝社)、『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社)、『日本経済の黒い霧』『出る杭の世直し白書』(ビジネス社)など著書多数。

「2023年 『千載一遇の金融大波乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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