あの企業の入社試験に、あのひとが答えたなら。

  • 青志社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905042365

感想・レビュー・書評

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  • 就活が始まるときに買って、就活が終わってから読み終わりました。笑 マスコミ・広告は受けなかったけど、自分らしさをしっかり出す、っていうのは見習いたかったなぁ。今はすでに社会人としてさまざまな職業についている人たちに応えてもらうとどうなるか、っていうのは面白かった。社会人だからか、やっぱり学生とは発想の仕方が違う部分も多かった。就活を終えて自分の考え方を顧みると、自分には学生気分というかビジネスの視点が抜けていたのかな、って思う。やりたいことをどんな計画を立てて実行するか、誰に協力してもらうか、どうやって説得するか、っていうのが頭になかった。順序立てて考えて理論づけて説明するっていうのはこれからも最低限必要なので、就活を通して気付けたのは良かったと思います。私も回答者たちみたいに、しっかり発想できる大人になりたいです。

  • ユニークでエグい、最近の所謂「クリエイティブ試験」というやつ。装丁はもちろん中身も面白い。就活に近い人や文字書きさん、学生さんにオススメです。

  • この企画自体が大変面白いです。某出版社や制作会社、新聞社など、誰もが憧れるあの企業の就職試験に、一流デザイナーや作家、果ては宇宙飛行士までが挑みます。
    まず面白いな、と思うのはその試験問題そのもの。きちんとした就活を結局しなかった自分にとっては、こんな変なこと聞かれるんだ!という発見が大きかったです。
    そして、その糸口さえ掴めないような問題への著名人の回答を見ると、なるほど、目を引く回答とそうでないものにはやはり違いがあって、あとはそれをチェックする人との相性もあるな、という発見もまた楽しい。
    個人的には某出版社の「今話題の作家に執筆依頼の手紙を書いてください」という問題に対しての回答がもっともお気に入りです。
    非常に内容の濃い一冊。シリーズ化、第二弾第三弾を希望します。

  • 企画自体が抜群に面白い。
    (大手出版社が出してれば、もっと売れるかも、なんて思う。)

    どの会社を誰に受けさせるかという、人選も実にニクい限り。
    (ちょっと、「もしドラ」っぽいタイトルと思ったら、もしドラ作者も答えてたり。)

    解答に対する解説や、会社の試験に対する考え方みたいなのも書いてあるので重層的になってる。

    解答も、ものすごい奇をてらったものになるんじゃないか、と予想したけど、必ずしもそうではなく、それぞれガチで受けるの目指して答えてる感じ。

    ただ、答えの解説がどれも基本褒めてる(笑)。まぁ、ちょっとハードルの高い依頼をしといて、「これじゃ、落ちる」とは言いづらいって事情はあるだろうけど…。読売新聞社と日本経済新聞社のは、落ちると思う。平凡すぎ。

    ま、就職した後だから気軽に読めたけど、今、就活してる人が必死で読んでると思うとちょっと気の毒。役に立つと思うけど、オモシロがれないだろうから。

  • おもしろかった。
    NHK PRアカウントの中の人へのインタビューという思わぬおもしろポイントもあり。

    しかしこの企画、頭のよさ(≠学力)がばれちゃうから怖いですね。オファー断った人もいたんだろうなあ。

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